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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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昨夜の説明

テイルの言葉を聞いたジャンは、


「…それはまた…随分と悲しい少数精鋭の理由だな…」


と、言ってテイル達に憐れみの視線を向けたのである。

これにテイルは、


「だからアメリカからエンジニアを借りようとしてたのに、あんのクソトーリアのせいで白紙撤回になって絶望したわ…」


と、言って肩を落としたのであった。

そんなテイルにリューネルンが、


「その大ピンチをどうにかしたんじゃから一回ぐらい夜這いさせてくれても良いと思うんじゃがのう…」


と、言って首を傾げたのである。

このリューネルンの発言を聞いたテイルは、


「確かに感謝はしてるけどそんなに安売りする気はないわ」


と、言ってリューネルンに言い返したのであった。

これにリューネルンが憮然とした表情で何かを言おうとしたところにジェーンが、


「…リューネルン、お前またテイルに夜這いを仕掛けたのか…」


と、言ってリューネルンに尋ねていったのである。

この質問にリューネルンは、


「む?なんじゃジェーン?そんな顔でわらわを睨んできて…。これは契約じゃから仕方無かろう?」


と、言って答えると続けて、


「まあ今回は二連続で阻止されたがな。やれやれ、隙の無い…」


と、言ってテイルに目を向けたのであった。

このリューネルンの言葉にジェーンが、


「…お前がそう言うという事はテイルが何かキツめのお仕置きを実行したんだな?」


と、言ってテイルに尋ねていったのである。

これにテイルが、


「最初に三角絞めを極めて、次にロメロスペシャルを極めて、その状態のままでぐっすりと眠ったよ?」


と、言ってジェーンに答えたのであった。

このテイルの言葉にジェーンは、


「…それは…何をやっているんだお前は…と、言われるやつだぞ、テイル?」


と、言ってテイルに話し掛けたのである。

これにテイルが、


「何か言われるよりもロメロスペシャルを仕掛けたままの状態で寝ちゃったから腰が痛かったよ…。おまけにジャンには何か良くない事をしたみたいな感じの目で見られるし…」


と、言ってジェーンに答えたのであった。

すると隣の方でこの話を聞いていたジャンが、


「いや、そういう事をしてたならそう言えよ。なんだよ女同士の夜のプロレスごっこって。普通誤解するわ」


と、言ってテイルに文句をぶつけたのである。

これにテイルは、


「何も間違えた事は言ってないじゃない!勝手に誤解するそっちが悪いわ」


と、言ってジャンに話したのであった。

これにジャンは、


「確かに間違ってはいないけどその言い方だと勘違いする奴が大勢出るわ!」


と、言ってテイルにキレたのである。

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