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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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マヤとの合流

ブリッジに入ったテイル達は艦長席で仕事をしていたマヤに、


「やあ、マヤさん、おはよう。他のみんなはどこにいるかわかりますか?」


と、言って話し掛けたのである。

これにマヤは、


「おはようございます、テイル様。戻っておられたのですね」


と、言って挨拶を返した後で、


「皆様でしたらおそらく食堂ではないかと。ちょうど朝御飯の時間ですし…」


と、言いながら時計を見たのであった。

これにテイルは、


「ああ、朝御飯か。そういえばそうだね」


と、言ってこちらも時計を見るとマヤに、


「マヤさん仕事は終わる?終わるんなら一緒に朝御飯食べに行かない?」


と、言って尋ねたのである。

これにマヤは、


「もうすぐ終わりますから少し待っていただけれは一緒に行けますが…待って下さいますか?」


と、言ってテイルの質問に答えるとすぐにテイルに質問返しを行ったのである。

これにテイルは、


「少しか。それならリューも待てるかな?」


と、言ってリューネルンを見たのであった。

このテイルの言動にリューネルンは、


「むぅ、テイルや、その言い方じゃとわらわが待つ事の出来ないわがままな女のようではないか」


と、言ってテイルに文句をぶつけたのである。

これにテイルは、


「遠回しに言ったつもりだったんだけど気付いたか」


と、言ってリューネルンの言葉に答えると続けて、


「結構大勢の人からわがままな女だと思われてるから気を付けた方が良いよ?」


と、言って注意を促したのである。

これにリューネルンは、


「むぅ、わらわのどこがわがままなのか…。わらわではわからん…。仕方がない、アーシア、説明する事を許可する。はよう説明せい」


と、言ってアーシアに自分がどれだけわがままかを説明させようとしたのであった。

これにアーシアは、


「うん、リューネルン、お前のわがままなところはそういうところだぞ」


と、言ってリューネルンに言い返したのである。

これにリューネルンは、


「それが?わがまま?いや、普段と変わらんじゃろ?のうテイルや?」


と、言ってアーシアの言葉に不満を漏らすとテイルに話を振ったのであった。

しかしその時マヤが、


「あ、テイル様、それに皆様、仕事が終わりました。すぐに食堂に向かえますがどうなされますか?」


と、言ってテイル達に尋ねてきたのである。

これにテイルは、


「そっか。それじゃすぐに行きましょうか。早くしないと喧嘩になりそうだし」


と、言ってリューネルンとアーシアの二人に顔を向けたのであった。

これにマヤが、


「わかりました。それでは参りましょう」


と、言ってテイル達の前に出て食堂への道を先導し始めたのである。

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