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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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ブリッジへの道中

ブリッジに向かって歩いている途中でふとリューネルンが、


「うう、全身が痛い…」


と、言って呻いたのである。

このリューネルンの呻き声にテイルは、


「私はリューのせいで腰が痛いよ…」


と、言ってリューネルンに文句をぶつけたのであった。

するとこのやり取りを聞いたジャンが、


「…お前ら昨日何したんだよ…?」


と、言って尋ねてきたのである。

これにテイルは、


「え?何って…女同士の夜のプロレスごっこ?」


と、言って答えたのであった。

これにジャンは、


「…ええ…。お前らってそういう関係だったのか…?」


と、言って明らかにドン引きした表情でテイルとリューネルンの二人を見たのである。

これにテイルは、


「そういう関係って何よ。私達はただ普通にプロレスごっこをしただけよ」


と、言ってジャンに抗議したのだが、これにジャンは、


「女同士の夜のプロレスごっこって完全にそういう行為の隠語だろうが。その時点でそういう関係なのは間違いないだろうが」


と、言ってテイルに話したのである。

このジャンの言葉にテイルは、


「違うわよ!昨日の夜にリューが夜這いに来たから返り討ちにしてお仕置きしただけよ!」


と、言ってジャンに少し詳しい説明をしたのだが、このテイルの発言にアーシアが、


「テイル、ストップ。完全にドツボにはまってる。これ以上は話さない方がいい」


と、言ってテイルを制止してきたのである。

これにテイルは、


「…え?マジで?駄目だった?」


と、言ってアーシアに尋ねたのであった。

このテイルの問い掛けにアーシアは、


「うん、本当に駄目だった。特にリューネルンが夜這いに来たのところは完全にアウトだった」


と、言ってテイルに駄目出ししていったのである。

これにテイルは、


「…そっかー、駄目かー…。全部本当の事なんだけどなぁ…」


と、言って考え込んだのであった。

そんなテイルにアーシアは、


「まあとりあえずその事はまた後で考えるとして、今はブリッジのみんなに挨拶でしょ?」


と、言ってテイルに話し掛けたのである。

このアーシアの言葉にテイルは、


「それもそうだね。それじゃリュー、回復してあげるからシャキッとしなさい」


と、言ってリューネルンに声を掛けた後で、


「フルヒーリング発動」


と、言って自身とリューネルンにフルヒーリングを掛けて治療したのであった。

これにリューネルンは、


「おお、体が楽になった…。感謝するぞ、テイルや」


と、言ってテイルに笑顔を向けたのである。

そんなリューネルンにテイルは、


「今回だけ特別だからね?次は無いと思っておくように」


と、言ってしっかりと釘を刺したのであった。

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