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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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夜間演習の終了

テイルの質問にリューネルンは、


「…反省…した…じゃから…離して…くれ…もう…限界…じゃ…」


と、息も絶え絶えに言ってテイルにロメロスペシャルを解くように頼んできたのである。

これにテイルは、


「了解。それじゃ離すよ?気を付けてね?」


と、リューネルンに注意するように声を掛けてからロメロスペシャルを解いていったのである。

そうして完全に解放されたリューネルンにテイルは、


「多分もうみんな起きてるだろうから、パパっと準備して、それからみんなに挨拶しに行こうか、リュー」


と、言って話し掛けたのである。

これにリューネルンは、


「ふぅ、やれやれ、ようやく解放されたわ…。全く酷い事をする…。体のあちこちがギシギシ言っておるわ…」


と、言って体のあちこちを擦っていったのである。

そんなリューネルンにテイルは、


「酷い事じゃないでしょ。リューが夜這いを仕掛けてこなければ良いだけの話なんだから」


と、言ってリューネルンの言葉に反論するとリューネルンは、


「何を言う!以前の契約で一年に一回は夜這いOKと言っていたではないか!!その契約を実行に移しただけではないか!!なのに何故わらわがこのような仕打ちを受けねばならぬ!?」


と、言って怒ったのだが、これにテイルは、


「確かに契約したけど三年間空白があったでしょ?だから回数は0になってるはずなんだけど?」


と、言って再度リューネルンの言葉に反論したのであった。

これにリューネルンは、


「むぅ、テイルはそういう考えじゃったか。わらわの考えとは違うのう…」


と、言いながら挨拶に行く準備を進めていったのである。

そんなリューネルンにテイルが、


「それじゃリューの考えはどんななのよ?」


と、こちらも準備をしながらリューネルンに尋ねるとリューネルンは、


「わらわの考えか?わらわの考えは三年間の間も契約が有効で三回は夜這いOKじゃと思っておったんじゃが?」


と、言ってテイルに答えたのであった。

これにテイルは、


「そんな事あるわけないでしょ。当然0からのスタートよ」


と、言って準備を終わらせたところで部屋から出ていったのである。

これにリューネルンが、


「…むぅ、これはまたずいぶんと残念な話になってしもうたのう…」


と、言ってこちらも準備を終わらせるとテイルの後に続いて部屋を出てアークワイバーンで待っていたメンバーへの挨拶に向かっていったのである。

この途中で起きてきたアーシアにジャン、テオの三人と合流したテイルとリューネルンはこの五人でアークワイバーンのブリッジに向かうのであった。

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