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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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リューネルンとの交渉 その四

父の言葉にリューネルンは、


「ファッ!?父上!?いや、あの話の流れならすぐに出発する事になるのであまり長い間説教するのはテイルらの迷惑になると思うんじゃが!?」


と、言ってなんとか説教を回避しようとしたのだがテイルが、


「あ、私達は母上殿とマシンアーマノイドとそのエンジニアを見に行こうと思ってるからしばらく時間が掛かるよ」


と、言ってリューネルンにとっては絶望的な宣告を行ったのである。

これにリューネルンは、


「ファッ!!??いや、待て、テイルや!エンジニアを選ぶならわらわも一緒に行った方が良いのではないのか!?」


と、言ってテイルに話したのであるがテイルは、


「いや、今はやっぱり父上殿にリューに説教してもらってちょっとリューの心をへし折ってもらった方が良いと思うからリューと父上殿はここにいてもらおうと思う。だから頑張ってね、リュー」


と、言ってやはりリューネルンはここで父に説教してもらう事に決めたとリューネルンに伝えたのであった。

これにリューネルンは、


「待てテイル!なんでもする!なんでもするから父上の説教だけはやめてくれぬか!?」


と、言って食い下がったのだが、テイルは、


「なんでもか…。それならアーシアに謝って、この後はアーシアと喧嘩しないって約束してくれるなら父上殿に頼んで説教を止めてもらおうと思うけどどうする?」


と、言ってリューネルンにある意味で究極の選択を迫ったのである。

これにリューネルンは、


「嫌じゃ、断る」


と、言って即答したのであった。

これにテイルが、


「それじゃあ説教も確定で。頑張ってね、リュー」


と、言ってリューネルンに父の説教が確定した事を伝えたのである。

これにリューネルンが、


「嫌じゃあぁぁぁ!!」


と、言って叫んだのであるがテイルは、


「それでは母上殿、アーシア、ジャン、行きましょうか。父上殿、リューの事、よろしくお願いします」


と、言ってそれぞれに話すとリューネルンの母を連れて応接室を出ていったのである。

これにジャンとアーシアも続いていき、その中でアーシアが応接室を出ていく時にリューネルンに対して、


「じゃあね、リューネルン。死ぬほど説教されて脱け殻のようになってね?」


と、言って声を掛けてから応接室を出ていったのである。

これにリューネルンは、


「あの無能!わらわを煽っていきおった!!許せん!すぐに…」


と、言って立ち上がろうとしたのだが、リューネルンの父が、


「どこへ行く、リューネルン。説教はこれからだぞ?」


と、言ってリューネルンの腕を掴んで引き戻したのであった。

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