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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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ゲートの先

ゲートを抜けた先には地獄のような光景が広がっていました。

以上、ゲートから出てきて周囲の状況を確認したジャンの感想。

この光景を目の当たりにしたジャンはテイルに、


「…なんだここ、地獄か?」


と、言って尋ねたのである。

この質問にテイルは、


「地獄じゃないよ。ここは魔界だよ」


と、言ってジャンに一言で説明したのであった。

この説明を聞いたジャンはアーシアに、


「…マカイってどこだ?て言うか精霊界にマカイなんて名前の土地があったのか?」


と、言って質問を行ったのである。

これにアーシアは、


「…そんな紛らわしい地名があるわけないでしょ…?魔界は魔界よ」


と、言ってジャンの質問に答えたのであった。

この答えを聞いたジャンは、


「…魔界ってもしかして…あの魔界?」


と、言って今度はテイルに尋ねたのである。

この質問にテイルは、


「どの魔界を考えているのかはわからないけど、私達をいるのは大魔王フレイルが大ボスの魔界だよ」


と、言ってジャンに話したのである。

するとこの話を聞いたジャンは、


「ちょ、待て、魔界って、その説明ならガチの魔界じゃねぇか!はっ!?出発前に死なない程度に頑張れとか生きて帰れとか言ってたのはこういう事か!?」


と、言って発作を起こしたのであった。

そんなジャンにテイルは、


「…静かにしないと気付かれるよ?だからここからは慎重に行動しようね?」


と、真顔で言って注意したのである。

この注意にジャンは、


「…え?昔の味方を呼び戻しに来たんだよな?それなのに見つかるとヤバいの?え?どういう事?」


と、言って狼狽えたのだが、テイルは、


「見つかるとヤバいってわかったんなら静かにね?」


と、言ってジャンに告げたのでジャンはアーシアに、


「…ここってそんなにヤバいところなの?」


と、言って尋ねたのだが、アーシアは、


「…え?あ、ごめん、ちょっと現実逃避してたから聞いてなかった。なんて言ったの?」


と、言って聞き返してきたのでジャンは、


「…いや、もういい。静かに二人の後をついていくわ…」


と、言ってアーシアに伝えたのであった。

そんなこんなで三人が魔界の地を歩いていると突然近くの物陰から、


「止まれ、何者か!」


と、言いながら魔族の兵士達が飛び出してきたのである。

これにジャンが、


「お、おい、いきなり見つかったぞ!?どうするんだ!?」


と、言ってテイルに対処法を尋ねたのであった。

しかしテイルはジャンの言葉を無視して魔族の兵士達に、


「その質問に答える前に一つ確認させてほしい。その確認が出来ればどんな質問にも答える」


と、言って話し掛けていったのである。

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