表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
178/503

姉妹達への報告の終了

テイルの言葉にシャドウは、


「問題ありません。捜索対象は誰でしょうか?」


と、言って誰を探せば良いのかを聞いてきたのである。

この質問にテイルは、


「フェイトを探してきてほしい。頼んだよ」


と、言って対象者、フェイトの名前を出してシャドウにその人物、フェイトを探すように改めて頼んだのであった。

これにシャドウは、


「…了解しました。大まかな現在地等はわかるのでしょうか?」


と、言って任務を受けると同時に対象者の現在地の情報をテイルに聞いていったのである。

しかしテイルはこれに、


「全然わかんない。だからノーヒントでお願いね?」


と、言って信じられない言葉をシャドウにぶつけたのであった。

テイルのこの発言にシャドウではなくジャンが、


「…いや、ノーヒントで一人の人間を探せとか…お前は悪魔か?」


と、言ってテイルに話し掛けたのである。

これにシャドウも同意して、


「ノーヒントでこの世界のどこかにいるたった一人の人物を探し出すのは不可能に近いのですが…?」


と、言ってテイルに対象者発見は難しいと話したのであった。

この二人の言葉にテイルは、


「確かにノーヒントだけど普段のフェイトの行動を思い出したらわりと簡単に見つかると思うよ?」


と、言って二人に話したのである。

この言葉を聞いたジャンは、


「いや、そんな事俺に言われてもわかるわけ無いだろ…」


と、言ってテイルに言い返したのだがシャドウは、


「……ああ、なるほど、あれですか。確かにあの特徴を考慮して捜索すればそれほど苦労しなくても見付けられそうですね」


と、言ってテイルに話したのであった。

このシャドウの発言にジャンは、


「…え?マジで?」


と、言ってシャドウを見詰め、テイルは、


「でしょ?それじゃシャドウ、早速向かってもらえるかしら?」


と、言ってシャドウに出発するように伝えたのである。

これにシャドウは、


「わかりました。では」


と、言ってテイル達の前から姿を消したのであった。

こうして艦内での全ての用事を終わらせたテイルは、


「それじゃ私達も行こうか?」


と、言ってアーシアとジャンに話し掛けたのである。

これにアーシアが、


「…あ~、行きたくない…」


と、言って悶え、ジャンが、


「マジでなんでそんなに嫌がるんだよ…?」


と、言ってアーシアを見たのであった。

そんなジャンにエストが、


「過酷な場所に行くからな、死なない程度に頑張れよ」


と、言って声を掛け、姉妹達の中からライトが、


「生きて帰って来なさいよ?」


と、言って声を掛けたのである。

これにジャンは、


「そんな事言われて行きますって言う奴いないだろ…?」


と、言って逃げようとしたのだが、テイルが、


「一緒に行くって言ったでしょ?逃がさないわよ」


と、言ってジャンを掴むと、


「それじゃ行ってくるわね。ゲート!」


と、言って時空の裂け目を出現させるとジャンを引き摺りながらアーシアと一緒に時空の裂け目に入っていったのであった。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ