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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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姉妹達への報告 その十

ジャンの言葉を聞いたテイルは、


「ええ、そうかな?私としては最大限安心出来る情報を話したはずなんだけどな…」


と、言って首を傾げたのである。

これにジャンは、


「いや、どこがだよ。て言うかテイルが話す情報よりアーシア殿下の様子を見てる方がわかりやすいってどういう事だよ…」


と、言ってテイルの発言にツッコミを入れたのである。

これにテイルは、


「…まあこのまま話してても埒が明かないから私はアーシアとジャンを連れて彼女を呼び戻しに行ってくるよ。だからみんな、後の事は任せたよ」


と、言ってジャンへの説明を強制終了にしたのであった。

そんなテイルにジャンが、


「いや、待てって…。アーシア殿下がまだ死んでるだろ…。とりあえずはアーシア殿下がまともに動けるようになってから…」


と、そこまで言ったところでジャンにジェーンが、


「…残念だがアーシアはもうしばらくはあの状態だ。なのでもう向かった方が良いと思うぞ?」


と、言って話し掛けたのである。

これにジャンは、


「…ええ…。誰も俺の言葉を聞いてくれない…。これは俺が間違ってるのか…?」


と、言って頭を抱えて蹲ったのである。

そんな時にテイルが、


「…あ、そうだ忘れるところだった。シャドウに人探しを頼みたいんだけど大丈夫かな?」


と、言ってエストや姉妹達に尋ねたのであった。

これにエストや姉妹達は、


「「「「「「…それは大丈夫なんだけど人探し?」」」」」」


と、言ってテイルに聞き返していったのである。

これにテイルは、


「そう、人探し。これをやっておかないとアーシアがいつまでも死んだままになるからねぇ」


と、言ってアーシアを見たのである。

するとその様子を見たエストに姉妹達は、


「「「「「「…ああ!彼女の天敵か!」」」」」」


と、言って誰を探そうとしているかの見当を付けたのであった。

そんなエストや姉妹達にテイルは、


「そう、天敵。そういう事だからシャドウに探しに行ってほしいんだけど大丈夫?」


と、言ってさっきとほぼ同じ質問をエストや姉妹達に行ったのである。

これにエストや姉妹達は、


「「「「「「それは大丈夫。アーシアの為にも早く探しに行ってもらおう」」」」」」


と、言ってテイルに答えたのであった。

その為テイルは、


「シャドウ!出てきて!」


と、言ってシャドウを呼ぶと、


「…シャドウ推参…」


と、言ってどこからともなくシャドウが現れたのである。

そんなシャドウにテイルは、


「やぁ、ありがとうシャドウ。早速だけど人探しを頼みたい。良いわね?」


と、言って話し掛けていったのである。

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