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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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姉妹達への報告 その八

テイルの言葉を聞いたエストは、


「いや、いくら簡単だったからと言っても報告を忘れる程に記憶から無くすかね…」


と、言ってテイルに尋ねたのである。

これにテイルは、


「いやぁ、その後に起こったイベントが濃すぎたからすっかり記憶からふっ飛んじゃったんだよねぇ…」


と、言いながらテヘペロしたのであった。

これにエストは、


「おいこらテイル、そうやって誤魔化そうとするな」


と、言ってテイルにツッコんだのである。

これにテイルは、


「だって各国要人に物凄い勢いで殺到されたんだよ?アーシアとジャンのサポートも焼け石に水状態だったし…。ねぇ?」


と、言ってアーシアとジャンに話を振ったのであった。

これにまずはアーシアが、


「…そうだねぇ…。あれはちょっと凄かったからねぇ…」


と、どこか遠くを見る目で語り、続いてジャンも、


「…どこかの芸能人のイベントかっていうぐらい人が集まってきたからな…。ああいうイベントの時のガードマンの気持ちが嫌と言う程わかったぜ…」


と、言ってこちらもアーシアと同様にどこか遠くを見る目で話したのであった。

これにテイルは、


「ね?言った通りでしょ?」


と、言ってエストに目を向けたのである。

これにエストは、


「…なるほどな、わかった、仕方無い。ではそう言う事にしておこう」


と、言ってこの話をここで終わらせると続けて、


…で?その他は?」


と、言って他にも何か報告忘れが無いかをテイルに尋ねたのであった。

これにテイルは、


「…後は無かったかなぁ…。多分無かったと思うんだけど…」


と、言ってエストや姉妹達に話したのである。

これにエストは、


「…そうか。それならこれからどう動いて行くかが問題になるな。…どう動く?」


と、短く言って納得するとテイルにそのように尋ねたのであった。

この問い掛けにテイルは、


「まずはアメリカ西海岸に艦隊を動かそうと思ってるんだけど、これはみんなに任せたい。…良いよね?」


と、言ってエストや姉妹達に尋ねたのである。

これにエストは、


「…まあ良いんじゃないか?そのぐらいなら」


と、言ってテイルの頼みを聞き入れる発言をしたのであった。

さらに姉妹達も、


「大丈夫よ~、任せておいて~」


「ああ、その程度なら簡単に出来るだろうしな」


「…うん、任せてほしい…」


「心配しなくてもちゃちゃっと終わらせてやるわよ」


「…姉様達の言う通りです。ですから私達に任せて下さい、お姉様」


と、それぞれに言ってテイルの頼みを聞き入れる方針を話したのである。

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