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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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姉妹達への報告 その六

テイルの報告を聞いたエストはテイルに、


「…アメリカと日本はわかった。それにしては帰ってくるのが遅かった。その理由は?」


と、言って尋ねたのである。

この質問にテイルは、


「いやぁ、アメリカと日本の二つと交渉したら帰れるって思ってたらそのままNATOの会議にも出席させられる事になっちゃってさ、いやぁ大変だったわ…」


と、言って帰りが遅くなった理由を説明したのであった。

この説明を聞いたエストは、


「NATOの会議?そんな物にも行ってきたのか…。それで遅くなったと?」


と、言ってテイルに聞き返したのである。

これにテイルは、


「一応アルシア様からNATOに所属するように言われていたからある程度は予想は出来てたんだけど、いきなり連れて行かれて会議に出席させられるとか思わないよね」


と、言ってエストや姉妹達に話したのであった。

これに姉妹達は、


「…それは確かにそうかもね~」


「NATOの会議か。どれぐらいの国の方々と交流を持てたんだ?」


「…なんか…大変そう…」


「ま~た面倒くさそうな事に巻き込まれてんな、テイル姉は…」


「…でも会議は無事に終わらせたんですよね?お姉様?」


と、言ってそれぞれが思った事を次々と話してきたのである。

この意見にテイルは、


「確かに大変だったし面倒だったけどそれなりに感謝される事もあったよ。それよりも大変だったのは会議の後のレセプションかな?各国の要人が次から次へと押し寄せてきてゆっくり飲み食いする時間が無かったからねぇ…」


と、言って溜め息を吐いたのであった。

この言葉にエストが、


「各国の要人が次々に、か。具体的な国名を聞かせてくれるか?これからの作戦行動の時に必要になりそうだから」


と、言ってテイルに話したのである。

このエストの頼みにテイルは、


「ん、わかった。えっとドイツにフランスにイタリアにスペインにオランダにそれから…」


と、言ってレセプションの時に押し寄せてきた要人の所属国を話していったのである。

その中でテイルは、


「…あ、一ヶ国の要人だけは押し寄せてこなかったから他の国の人達より好印象なんだよね」


と、言って話したのであった。

これにエストが、


「…ほう?そんな事が出来る人物がいたのか。どの国の人物だったんだ?」


と、言ってテイルに尋ねたのである。

これにテイルは、


「イングランドのケイン・ファルネウス総司令。かなり出来る人だと思うよ」


と、言って話した後でテイルは、


「けど敵が多そうと言うか…各国の要人達から警戒されてたっぽいかな」


と、言って追加の情報を話したのであった。

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