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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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姉妹達への報告 その四

テイルの許可を受けたクオンはライトを解放すると、


「…ケンカはダメだからね…?」


と、言ってライトに釘を刺したのである。

これにライトは、


「…はいはい、わかったわかった…。…全く…ケンカ売ってきたのは向こうなのに何で私が…」


と、言って不服そうに呟いたのであった。

これにテイルは、


「…ライト、文句があるならクオンと二人でお話聞くけど?」


と、言ってクオンと一緒にライトを睨み付けたのである。

これにライトは、


「冗談だって。文句とかは何もありません」


と、言ってテイルとクオンの二人に頭を下げたのであった。

これにテイルは、


「…そう。それならまぁ…、とりあえずは良しとしましょうか」


と、言って辺りを見回すと、


「それじゃあ報告の続きを行いたいと思います。良いわね?」


と、言って中途半端になっていた報告の続きを始めると言って周りのみんなに確認を行ったのである。

これにみんなが、


「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」


と、言って報告の続きを行う事を支持したのでテイルは、


「それじゃ報告の続きをやっていくわね?とりあえずジャンが味方になったところまでは報告したかな。で、続きだけどアメリカとの同盟締結は成功しました。それとアメリカ大陸に私達の亡命政府の樹立も認めてくれました。この辺りはほぼ成功したと言って良い感じになりましたね」


と、言ってみんなに報告したのであった。

するとこの報告を聞いたエストが、


「…ん?そう言えばエンジニアの話はどうなったんだ?」


と、言ってテイルに尋ねたのである。

これにテイルは、


「…………です……」


と、物凄く小声で言って姉妹達やエストから少しずつ目を逸らしていったのである。

これに姉妹達やエストは、


「「「「「「「…は?今なんて言った?」」」」」」」


と、言って聞き返したのであった。

これにテイルは、


「ちくしょう!あと少しで派遣してもらえるってなったところでやっぱ無しってなったって言ったのよ!!」


と、言って叫んだのである。

この報告に姉妹達やエストは、


「「「「「「「…はぁ?…何で…?」」」」」」」


と、言って尋ねた後、ライトが単独で、


「テイル…ミスったな?これは盛大にネタに…」


と、言ったところでテイルの剛拳がライトの顔面にめり込んだのであった。

そしてテイルは、


「私のミスじゃないわ!…まあ、原因の中には間違い無く私がいるんだけど…」


と、言って軽く頭を抱えると溜め息を吐いたのである。

これにエストが、


「…それなら一体何が起きたんだ…?」


と、言ってテイルに尋ねたのであった。

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