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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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姉妹達への報告 その二

テイル達を止めに入ったジェーンは続けて、


「テイル、お前はその性格を本当にどうにかしろ。そして姉上、姉上までテイルと一緒になって騒がないで下さい。というより本当なら姉上が止めなければいけない立場なんですよ?もっと長女としての自覚を持って下さい」


と、言ってテイルとレガシアに苦言を呈していったのである。

その一方でジェーンはライトに対して、


「…馬鹿ライト、お前はどうせ何を言っても聞かんだろうからこちらももう何も言わない」


と、言ってテイルとレガシアの方に向き直ったのである。

そんなジェーンにライトは、


「ああ!?やんのかこのクソジェーン!」


と、言ってジェーンに近寄っていったのだが、これにジェーンは、


「何も言わないと言っただろうが馬鹿ライト。それとも馬鹿だから言葉が理解出来んか?」


と、言って尋ねたのであった。

これにライトが、


「上等だ!!表出ろこのクソジェーン!!」


と、言ってぶちギレたのである。

この二人の様子にジャンが、


「…ええっと、あの…あの二人って止めなくていいんですか?」


と、言ってテイル達に尋ねたのである。

この質問にテイルは、


「まあいつもの事だし」


と、言ってジェーンとライトのいる方向に目を向けると続けてレガシアも、


「あれがあの二人の日常の光景ですからご心配なく~」


と、言ってジャンに話したのであった。

するとこの二人の説明にアーシアが、


「ちょっと二人共、ジャンが理解出来ないって表情で呆然としてるわよ」


と、言ってテイルとレガシアに話し掛けたのである。

しかしこれにテイルは、


「だって本当にいつもの事なんだから…。ねぇ?」


と、言ってレガシアに問い掛けるとレガシアも、


「そうねぇ、ですからジャンさん?あまり気にしないでおいてもらえると助かります~」


と、言って再度ジャンに話したのであった。

これにジャンは、


「…そ、そうなんですか。わかりました。…慣れるまでに時間が掛かると思いますが、なんとか慣れていこうと思います…」


と、言ってテイルとレガシアの言葉に答えたのである。

その言葉にテイルは、


「それは良かった。それじゃ期待してるよ、ジャン」


と、言ってジャンの決意に答えると続けてジェーンとライトに、


「おーい二人共、、ジャンへの説明が終わったからそろそろ次の話題にいきたいんだけど?」


と、言って声を掛けたのだが、二人はテイルの言葉に全く反応せずに戦闘を開始寸前の状態になっていたのでテイルが、


「やれやれ、仕方ないね。止めるよ、クオン」


と、言ってクオンに声を掛けるとクオンが、


「…わかった…」


と、言ってテイルと共にジェーンとライトに近付いていったのである。

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