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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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姉妹達への報告 その一

ブリッジに到着したテイル達四人はそこで待っていた姉妹達にエスト、それにマヤ達にまずはテイルが、


「帰りました。なかなか有意義な外遊になりました」


と、言って帰還の挨拶を行うと次にアーシアが、


「私も帰りました。…途中で色々とあったからテイルみたいに有意義な外遊だったとは言えないんですけどね…」


と、言って挨拶を行い、続いてファルンが、


「私も帰って参りました。あまり私が話してもよろしくないでしょうから私の挨拶はこの辺にしておきます」


と、言って挨拶を終えるとテイルが、


「それじゃ新メンバーの紹介をするね?」


と、言ってジャンをみんなの前につれて出ると、


「こちら、アメリカ帝国の皇帝、ジェームズ・F・ケネディの次男のジャン・F・ケネディさんです。今日から、と言うかこの間から私達の仲間になりました。みんな仲良くしてあげてね?」


と、言ってみんなに紹介したのである。

これに続いてジャンが、


「今テイルから紹介されましたがアメリカ合衆帝国皇帝ジェームズ・F・ケネディの次男でジャン・F・ケネディと言います。これからよろしくお願いします」


と、言って頭を下げたのであった。

そんなジャンにライトが、


「…なんかまたエグい経歴の奴が仲間入りする事になったね…。大丈夫?浮いたりしない?」


と、言って声を掛けたのである。

これにテイルが、


「ああ、その辺りの事なら大丈夫。だって追放処分を受けてここに来たんだから。ねぇ?」


と、言ってジャンに話し掛け、肩に手を置いたのであった。

これにジャンが、


「いや、だから違うって言ってんだろうが!?」


と、言ってテイルの言葉に反論したのである。

するとこのやり取りを見たライトが、


「なんだ、じゃあ雑に扱って何も問題無いんだ?」


と、言ってテイルの言葉に被せていったのである。

これにジャンは、


「いや、だからそうじゃねぇって!」


と、言ってライトの言葉にも反論したのだがここに、


「ではどのように呼びましょうかぁ?やっぱり追放された元皇子様が良いかしらぁ~?」


と、言ってレガシアもジャン弄りに加わってきたのであった。

これにジャンは、


「…え?いや、だからそうではなくて…」


と、言ってこれまでの人物とは全く違う口調での弄り合戦への参加者に狼狽えながらの反論になったところでジェーンが、


「…はぁ、三人共そこまで。殿下が狼狽えておられるでしょう?」


と、溜め息を吐きながら言ってテイル、ライト、レガシア三人のジャン弄りを止めに入ったのであった。

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