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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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格納庫にて

エストの通信を聞いたテイルはジャンに、


「許可が出たから行きましょう。ついてきて?」


と、言ってカタパルトに近付いていったのである。

このテイルの言動にジャンも、


「了解した。引き続き先導を頼む」


と、言って応じたのである。

こうしてカタパルトから艦内に入ったテイルとジャン。

そこでテイルがジャンに、


「ここで少し待ってね?海水の排出が終わらないと中に入れないから」


と、言って少し待つように話したのである。

これにジャンも、


「多分そうだろうなと思ってたから問題無いよ。大丈夫」


と、言って答えると二人共海水が排出されるまで静かに待ち、排出が終わり隔壁が開いたところでテイルがジャンに、


「それじゃ行きましょう。この先が格納庫だよ」


と、言って隔壁の奥に進んでいったのである。

これにジャンも続いていき、格納庫に入って少し進んだところでテイルがアーシアとファルンに、


「それじゃあ二人共降りてくれるかな」


と、言って二人に先にワイバーンから降りるように言ったのである。

これにアーシアとファルンが、


「わかった。ファルン行こう」


「はい、殿下」


と、言ってワイバーンから降りるとテイルも、


「それじゃあ…戻れワイバーン」


と、言ってワイバーンを指輪に戻すとワイバーンのコクピットの位置から床まで浮遊魔法を使ってゆっくりと降りていったのである。

これに続いてジャンも、


「…俺は降りてから収納するか…」


と、言ってコルセアから降りると、


「戻れコルセア」


と、言ってコルセアを指輪に戻したのであった。

そうして互いのマシンアーマノイドを収納したテイルはジャンに、


「じゃあブリッジに行きましょう。多分みんな待ってると思うから」


と、言って話し掛けたのである。

これにジャンは、


「…いよいよか…。なんか緊張するな…」


と、言ってストレッチを始めたのであった。

そんなジャンにアーシアは、


「…そんな事しなくても大丈夫だと思うけどね。基本的にみんないい人達だし」


と、言ってジャンに話し掛けたのである。

そんなアーシアにジャンは、


「…基本的にか…。わかった、出来る限りこっちから話し掛けていくようにしてみよう」


と、言ってどのように接するかを話したのであった。

そんなアーシアとジャンにテイルは、


「お待たせ、それじゃ行こうか?」


と、言って声を掛けたのである。

これにアーシアが、


「ん?お待たせ?何かしてたの?」


と、言って尋ねたのである。

これにテイルは、


「二人が話してたからその間にワイバーンの指輪を整備班に渡してたの。多分そろそろ進化するだろうなって思って。それじゃ行きましょう」


と、言ってアーシアに話すと三人をつれてブリッジへのエレベーターに乗ったのであった。

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