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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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精霊界への帰還

ジャンの言葉を受けてテイルは、


「了解。それじゃ出発するけど多分コルセアの方が速いからちょっとスピードを落としてついてきてね?」


と、言うと滑走路から東海岸方面に向けて飛んでいったのである。

これにジャンも、


「了解した。それでは俺の方も出発するか」


と、言ってテイル機ワイバーンの後を追い掛けて飛んでいったのである。

そうしてしばらく東海岸に向けて飛行していたテイルとジャンは東海岸に出るとそのまま大西洋上を飛行して陸地から離れるとテイルが、


「…この辺りまで来たらもう良いかな。それじゃいくよ?」


と、言って続けて、


「いくわよ、ゲート!」


と、言って魔法を使うとワイバーンとコルセアの目の前の空間にマシンアーマノイドが通れるサイズの空間の裂け目が出現したのであった。

これにテイルは、


「よし、じゃ行こうか?」


と、言うと空間の裂け目、ゲートに入っていったのである。

これにジャンは、


「…おいおい、ゲート展開魔法をあんなに軽~く簡単に使うのかよ…。化け物だなあいつ…」


と、言ってテイルの行動にドン引きしながらテイル機ワイバーンの後を追ってゲートに入っていったのであった。

こうしてゲートの出口から出てきたテイル機ワイバーンとジャン機コルセアは大西洋上から精霊界のエルヴァンディアの海の上に姿を現したのである。

これにジャンは、


「…ここは…エルヴァンディアか?」


と、言ってテイル達に尋ねたのであった。

これにテイルは、


「そうだよ、この近くの海中に私達の巨大戦艦があるからね」


と、言って答えたのである。

そしてテイルの発言に続いてアーシアが、


「ねぇジャン、その様子だとエルヴァンディアに来た事無いみたいな感じがしたんだけどそうなの?」


と、言ってジャンに尋ねていったのである。

この質問にジャンは、


「ああ、そうだ。俺は今までエルヴァンディアに来た事が無かった。こんな感じなんだな」


と、言って辺りの魔力を確かめたのであった。

そんなジャンにテイルは、


「それじゃ海中に入っていくけど準備は良いかな?」


と、言って尋ねたのである。

これにジャンは、


「ああ、大丈夫だ。行ってくれ」


と、言ってテイルの言葉に答えて先に進むように頼んだのであった。

これを受けてテイルは、


「わかった。じゃあ今まで通りについてきてね?」


と、言うと海の中に潜っていったのである。

これにジャンも続いて海中に潜るとワイバーンの後を追って海中にあるというテイル達の巨大戦艦、アークワイバーン級戦艦六隻の元に向かっていくのであった。

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