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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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ケインの能力

襲撃者が倒れて動けなくなったのを確認したケインはテイルを解放するとテイルに、


「失礼致しました。とっさの事でしたから思わず陛下を抱き寄せてしまいました」


と、言って頭を下げると倒れている襲撃者に近付いていき、襲撃者の隣に立つと襲撃者に、


「…君の雇い主は君に私の事を詳しく説明していなかったようだね。君はこれからすぐに捕まるだろうから今のうちに教えてあげるけど、私のネオヒューマン能力は『リフレクト』というかなりレアな能力でね、その能力は『私や私の近辺に向けて放たれたあらゆる投射系攻撃を威力二倍、完全ホーミング能力を付与して攻撃してきた相手に跳ね返す』、という使用者の私自身もチートじゃないかと思ってしまう能力なのだよ。因みに跳ね返す投射攻撃の威力に限界は無い。以前試した時は核ミサイルを威力二倍、ホーミング付与して跳ね返したからね」


と、言ってペラペラと説明していったのである。

これに襲撃者が、


「……く、くそ…この…ブリカス……」


と、言って睨み付ける中、ケインは、


「警備兵達はまだかな?出来れば早期に引き渡したいのだが…?」


と、言って辺りを見回したのである。

そんなケインにテイルが近寄ってきて、


「犯人はどうなってますか?まだ生きてるんですか?」


と、言って声を掛けたのであった。

これにケインは、


「まだ生きていますよ。ただ治療が遅くなるとまずいかもしれませんね…」


と、言って襲撃者に目を向けたのである。

するとケインの言葉を聞いたテイルが、


「それなら私のネオヒューマン能力で犯人の治療をしましょうか?」


と、言って襲撃者を指差したのであった。

テイルのこの提案にケインは、


「…確かに治療出来るなら治療してもらった方が助かりますね。陛下、お願い致します」


と、言ってテイルに襲撃者の治療を頼んだのである。

これを受けてテイルは、


「わかりました。それでは、ネオヒューマン能力発動、フルヒーリング」


と、言って自身のネオヒューマン能力は使い襲撃者の怪我を治したのであった。

こうして怪我が治った襲撃者はケインに、


「…死ねやブリカス!!」


と、言って今度は素手で襲い掛かっていったのである。

しかしケインはこれも、


「投射攻撃が無理なら接近格闘戦、いつものパターンだね」


と、言って掴み掛かってきた襲撃者を軽く払い除けると、


「ほら、いくぞ?左、左、右、左!」


と、言って左ジャブを二回当てて襲撃者の動きを止めると右ボディブローをクリーンヒットさせて襲撃者に腹部を守らせると左アッパーを直撃させて軽く殴り倒したのであった。

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