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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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おつまみと酒

テイルとケインの元に戻ってきたシアードは、


「お待たせ致しました。フィッシュアンドチップスを御持ち致しました。どうぞお召し上がり下さい」


と、言ってテイルにフィッシュアンドチップスを差し出したのである。

これにケインは、


「…うん、シアード君、なかなかに無難なチョイスで少し驚くと同時に少し呆れているよ?まさかここでフィッシュアンドチップスを選んで持ってくるとは…」


と、言って軽く頭を抱えてみせたのであった。

これをシアードは、


「これが我が国の代表的な酒のつまみですから。…それとももう少し捻った物の方が良かったでしょうか?」


と、言ってケインに尋ねたのである。

これにケインは、


「…ふぅ、そうだね。手の込んだ料理はまたの機会にしようか」


と、言ってシアードに話すとテイルに、


「どうぞお召し上がり下さい。イングランドの代表的なおつまみ、フィッシュアンドチップスです」


と、言ってフィッシュアンドチップスを勧めてきたのであった。

これをテイルは、


「それではいただきます。…うん普通においしい」


と、言って勧められたフィッシュアンドチップスを食べてそう感想を話したのである。

そこにラム酒を取りに行っていたアランがラム酒を持って戻ってきたのであった。

そしてアランは、


「お待たせ致しました。ラム酒を御持ち致しました。どうぞお召し上がり下さい」


と、言ってテイルにラム酒を差し出したのである。

するとアランのこの言動にケインが、


「…アラン君、君は知らないだろうがその言動はシアード君と寸分違わず一緒なのだよ。どうにかならないのかね?」


と、言って苦言を呈したのであった。

これにアランは周りを見渡してから、


「…そうなのですか?」


と、言って尋ねたのである。

これにケインは、


「そうなのだよ。違いは唯一、勧めた物がフィッシュアンドチップスかラム酒かだけなのだよ。だからどうにかならないのかと聞いたのだよ」


と、言って答えたのであった。

するとここでこのやり取りを聞いていたテイルが、


「…すいません、ラム酒をもらってもいいですか?」


と、言ってケイン達に話し掛けたのである。

これにアランが、


「失礼致しました。それではどうぞ」


と、言ってテイルにラム酒を渡したのである。

そうしてテイルは渡されたラム酒を一気に飲み干したのであった。

これにケイン達は、


「「「おお、一気ですか…」」」


と、言って軽く引いたのである。

一方のテイルは、


「…ふぅ、ラム酒ですか、初めて飲みましたがイケますね」


と、言ってラム酒の感想を話したのであった。

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