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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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会合の終了

二つのルール改正を終わらせたテイル達は、


「これでとりあえずは試してみて、駄目だったらまたルール改正をしていきましょう」


と、言ってルール改正を終わらせたのである。

これにフランツは、


「…わかりました。それでは本日の会合はこれで終了という事で皆様宜しいでしょうか?」


と、言って各国出席者に問い掛けたのであった。

これに各国出席者達も、


「そうですね、大丈夫でしょう」


「はい、我々も問題ありません」


「こちらも心配無いと思います。終了で良いでしょう」


と、言ってフランツに答えたのである。

この為フランツは、


「終了で良いという意見が多数あるようですから終了と致します。それでは皆様、次回の会合でお会いしましょう」


と、言って今回の会合を終了させたのであった。

これを受けてテイルは、


「…ふぅ、終わった。これでもう帰れるんだよね?」


と、言ってジャンに尋ねたのである。

しかしこれにジャンは、


「何言ってんだよ、まだ終わらないぞ?」


と、言ってテイルの言葉を否定したのであった。

これにテイルは、


「え?でも会合は終わりでしょ?この後何するっていうの?」


と、言ってジャンに尋ねたのである。

この問い掛けにジャンは、


「この後パーティー会場に移動してレセプションだ。テイルは初めてだから多分大勢に取り囲まれるぞ。それにルール改正を取り仕切った立場だからな。数時間は自由を奪われる事態は覚悟しておいてくれ」


と、言ってテイルとアーシアに説明したのであった。

これにテイルとアーシアは、


「……マジで?」


「…数時間自由を奪われるとか…。テイル、成仏してね…?」


と、言って声を掛け合ったのである。

するとテイルはアーシアの言葉に、


「…私死ぬの?」


と、言って軽いツッコミを入れたのであった。

これにアーシアは、


「冗談だって。それよりジャン、本当にそんな事態になると思う?」


と、言ってジャンに尋ねたのである。

これにジャンは、


「まず間違い無いだろうなぁ…。トーマス博士もそう思うでしょ?」


と、言ってトーマス博士に話を振ったのである。

これにトーマス博士も、


「そうですね、殿下の言葉ではありませんが覚悟はしておいて下さい」


と、言ってテイルにある意味での死刑宣告を行ったのであった。

これにテイルは頭を抱えながら、


「うわぁ、マジかぁ…」


と、言ってどこか遠くを見詰めたのである。

こんなテイルにアーシアが、


「…とりあえず出来る限り全力で守るからなんとか頑張って?」


と、言って声を掛けたのであった。

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