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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
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会合開始

ジェームズ皇帝からジャンを任された経緯を聞いたテイルはジェームズ皇帝に、


「…それはまあなんというか…元私の部下が大変なご迷惑をお掛けしたようで…。私の方から謝罪致します。申し訳ありませんでした」


と、言って深く頭を下げたのであった。

そんなテイルにジェームズ皇帝は、


「…別れてから三年近く経っているのですし、どこにいるかもわからない状態だったのですからテイル陛下が謝罪される事では無いでしょう」


と、言ってテイルの謝罪に対する自身の考えを話したのである。

するとテイルはジェームズ皇帝の言葉に、


「…ありがとうございます。そう言っていただけると助かります」


と、言って今後はジェームズ皇帝に感謝の言葉を伝えたのであった。

このテイルの言葉に反応して自身も言葉を返そうとしたジェームズ皇帝は会議に出席する人物がほとんど集まってきている事を確認して、


「テイル陛下、そろそろ会議が始まります。ですから個人的な雑談は終わりにしましょう」


と、言ってテイルに会議の始まりが近い事を話して行っていた会話を途中止めにする事を提案していったのである

これにテイルは、


「…わかりました。それでは今行っていた会話はまた後という事で…」


と、言ってジェームズ皇帝の提案を受け入れたのであった。

そしてテイルはジェームズ皇帝に、


「……まだまだ始まらないのでとりあえずこの会議がどう動いていくかを予想してもらいたいのですが…」


と、言ってジェームズ皇帝に話し掛けると続けて、


「…それで会議はどう動いていくと思いますか?」


と、言って尋ねていったのである。

これにジェームズ皇帝は、


「…そう心配なさらなくても大丈夫ですよ。根回しは完璧です。会議は粛々と進んでいくはずですよ?」


と、言ってテイルの問い掛けに答えたのであった。

そしてジェームズ皇帝は続けて、


「…おお、全員揃いましたな。…テイル陛下、始まりますよ」


と、言って会議場の席に出席者が全員座ったのを確認してテイルに会議が始まりそうだと告げたのである。

そして会議が始まり、会議開始の挨拶が始まったのである。


「皆様よく集まって下さいました。NATO事務総長のフランツ・シュタインです。早速で悪いのですが早急に会議を始めたいと思います。本日の議題の一つはNATOへの新たな加盟国、フェリアシティ暫定王国を承認するか否か、これになります。皆様の意見をお聞かせ願いたい」


現NATO事務総長フランツ・シュタインはそう言って会議の始まりの告げたのであった。

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