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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達
105/502

政府専用機内にて その十四

遅くなりました…。

ごめんなさい…。(土下座)

トーマス博士が説明を始めようとしたところでテイルが、


「…マシンアーマノイドに乗ったらモンゴル軍が突然強くなったんですか?」


と、言って尋ねたのである。

これにトーマス博士は、


「いえ、違います。マシンアーマノイドが世に出てきてから強くなったというのは実は間違いでもあるのです」


と、言って答えたのでテイルは、


「…ええ?それならどうして強くなったんですか…?」


と、言ってトーマス博士に再度尋ねていったのである。

これにトーマス博士は、


「正確に言うとマシンアーマノイドの操縦システム、モーションコントロールが本格的に実用化されてからになるのです。ですからマシンアーマノイドが世に出てきてから、という表現になったのです」


と、言ってテイルに説明したのであった。

するとこの説明にテイルが、


「…でもモーションコントロールだとパイロットの戦闘能力が直接影響するから弱体化する勢力もありそうですけど…。モンゴルは違ったという事ですか?」


と、言ってトーマス博士に質問したのである。

これにトーマス博士は、


「ええ、そうです。テイル女王の言われるように弱体化した国と強大化した国に分かれました。その強大化した国の筆頭がモンゴルなのです」


と、言ってテイルの質問に答えたのであった。

そうしてトーマス博士は続けて、


「そしてモンゴルが強くなった原因を説明するにはモンゴルの歴史的な背景から説明しなくてはいけません」


と、テイルに告げたのである。

これにテイルは、


「歴史的な背景…?…わかりました、教えて下さい」


と、言ってトーマス博士に続きを話すように頼んだのであった。

これにトーマス博士が、


「わかりました。それでは続きを話します」


と、言ってテイルに続きの話をし始めたのである。


「今現在地球最強と言われているモンゴルですが以前にも世界最強と言われていた時代がありました。かつてのモンゴル帝国、そして元と呼ばれていた時代の話です。その当時のモンゴル帝国はユーラシア全土を蹂躙し尽くし、人類史上最大の帝国を築いた、まさしく世界最強の帝国だったのです」


トーマス博士はここまで言って歴史的背景の話を終えたのであった。

これを聞いたテイルは、


「…歴史上でモンゴルが強かった時代があったのはわかりました。ですがそれと現在強い事がまだ繋がらないんですけど?」


と、言ってトーマス博士に尋ねたのである。

これにトーマス博士は、


「大丈夫です。わかっていますよ。これからの説明で現在のモンゴルが何故強いのかをお話しします」


と、言ってテイルに答えたのであった。

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