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第6話 緊迫っ! 飛翔体舞う、絡み合う空

 ほとんど徹夜明けにも関わらず、春告はるつぐは一路、陰謀の暗雲渦巻く日本海へとその身を飛ばす。

なずな、状況を教えて」

 その日の作業内容を、あらかじめ薺に文章で送ってもらうのが春告の習慣だったが、

「あの、薺、さん?」

 送られてきた文章に、呆然とせざるを得ない。

 画面の端から端まで続く文章が、句読点も行換えもないまま数ページ、おまけにノベルゲームでctrlキーを押したがごとくのスキップ速度で送られてきた。

「ごめん。読めなかったから、もう一回」

 再度、画面の端から端まで続く文章が(以下略)。

「どしたん? ハル」

 薺の態度に面食らった春告に、かかる声は背後から。自身には飛行スキルのない夜王ナイトライダーが、春告の背中に仁王立ちで居候中。

「いや、薺が、ご立腹で」

「あぁ、まぁ、帰ったら謝っとけな」

「なんで僕?! 北極で氷張っただけで?!」

「そりゃ、ハル。一晩ほかの女と遊んでた旦那から仕事の都合だけで利用されたら、普通怒るだろ、本妻」

「遊んでないし、夜王は仲間だし、薺とは世間話したことないし、第一本妻じゃねぇですし!」

「突っ込みどころ満載だな」

「あぁ、もう、此花こはな!」

 肝心なときに親身になってくれる味方がいない哀愁を噛みしめて、よりによって一番話が通用しない相手を頼らねばならない。

「そもそも、ミサイル発射って、どこの情報なんだよ」

 徐々に東の空を明るくする黎明の光を受けて、シャインダークの白銀が漆黒に浮かび上る。

 日本海での緊張が発表されたのが深夜だとしたら、騒動が本格化するのはこれからだ。

「ネタ元はアメリカからじゃ。朝鮮民主主義人民共和国と、中華人民共和国の両国で、事前通告のないミサイル実弾発射演習の準備が行われおるってな」

「けど、演習だったら、直接的な被害はないわけだろ?」

「通告がないっていうのが問題なんじゃよ。北朝鮮は分からんが、中国軍じゃ日本に届く弾道ミサイルが準備されとる危険性があるらしいしの」

「けど、んな、なんで! 宣戦布告もなしに、しかも国連常任理事国が、そんな横暴まかり通るわけないでしょ!」

「そりゃ、向こうだってハナから日本を狙うなんて言わんじゃろ。ミサイルの誘導装置が故障して、偶然、日本海に向かってしまいました、テヘ、くらいはやりかねんが」

「んな、無茶苦茶な」

「実際、憶測だけが飛び交ってて、内閣も混乱してるんじゃ、現状。

 なのにアメさん、偶・然、演習のために出航していたイージス鑑に早々と出動命令出して挑発的でなぁ。

 政府はとにかく、夜明けを待って両国政府に演習の意図を質す姿勢で、自衛隊は命令待ちで満足に展開できん状態での」

「ちょい、割り込みゴメ。相手がこっちの混乱読んでてさ、夜明けと同時にミサイル撃っちゃったらどうすんの?」

「そんな乱暴……」

「たぶん、それが目的じゃろ。日本が正式に抗議する前に全部終わらす腹じゃな。大体、胡散臭いのがアメリカの動きでの。北朝鮮はともかく、中国でそんな大規模な動きがあったら、何らかの情報を掴んでおるじゃろうに」

「ひょっとして、アメリカお得意のリメンバー作戦?

 先制攻撃させておいて、『リメンバー○○』をスローガンに、目には銃口、歯には核で、敵性因子殲滅大作戦」

「でもなぁ、動機がないんじゃよ、今回。

 リメンバーアラモは西部を征服する大義名分が目当てじゃったし、リメンバーパールハーバーはアジアの植民地化の足がかりに日本が邪魔だったからだしの。

 リメンバー911は、結局イラクの石油利権が目当てで……アメリカって国は、口じゃなんだかんだ言っても拝金主義だってハッキリしてるからな。

 今更北朝鮮を叩いても、甘みが無いはずなんじゃが」

「……あれじゃない? ドル体制が崩壊して世界多極化する寸前に、最後の意地でライバルの中国を叩いておきたいって腹」

「じゃとして、そんな安い動機も読めずに、中国が踊らされるとは思えぬ。これ以上北朝鮮を庇っても、国際世論には勝てぬしな」

「だぁ! 高校生男子にも分かるようなレベルの話をしてくれ!」

 文字通り頭ごなしに続く政治話題に、キレやすいと評判の今時の若者が叫ぶ。

「なによ、中退」

「そうじゃ、自主休校」

「こ、言葉の暴力! てか、なんで逆ギレ気味!」

「実際に何かあったら、考えている暇なんかなくなるんだから、今のうちにあらゆる可能性を考慮しときなよ、厨二病」

「そうじゃそうじゃ。すべての思惑を見通して初めて、事態を打開する究極手が打てるという大局観持てずに、これからの社会が渡れると思うなよ、童貞」

「格好良いセリフの最後につけたって、セクハラ発言は誤魔化されるか! これ以上言うなら、夜王この場で落とすよ、本気と書いて、マ・ジ・で!

 んで、結局、僕はどうすりゃ良いの!

 ミサイル迎撃するわけ? それとも迎撃ミサイルを妨害しろと?」

「慌てる乞食は貰いが少ないぞな?」

「優れた話し家は、ちゃんと最初に結論提示するもんだよ。

 というか、現場作業員は僕なんだから、雑談したいんだったら余所でしてよ!」

「政治話を楽しめんとは、まだまだガキじゃの」

「でも、実際ハルをどうするの、此花?

 どうせ今頃、人工衛星とXバンドレーダーで、日本海から中国大陸までリアルタイムで監視されてるんでしょ? イージス艦でばってるんなら、第二フェイズで巡航中のミサイルを迎撃出来るんじゃない? エアボスに出動命令下ってたら、更に命中精度上がるだろうし、どうせ千歳とか三沢だって、スクランブル態勢整ってるんでしょ?」

「そうだよ。そんなど真ん中にわざわざ出ていったって、発見されるだけじゃんか」

「いや、それが心配でな。今回のミサイル、迎撃させとうないんじゃ」

「「は?」」

 春告と夜王の疑問が重なった。

「迎撃させたくないって……日本にミサイル落としたいの? P2とか2ndGIGとか東○エデンみたいに? 腐敗しきった日本を目覚めさせるとか、そんな理由で?」

「そりゃ、此花が日本の現状大嫌いなのは分かるけどさ、他人のふんどし横取りして、相手に責任だけ押しつけるっていうのはちょっと、関心できないわ」

「誰も、日本に落とせなんていっとりゃせんわい」

「……んじゃ、発射前を押さえろってこと? 中国と北朝鮮に乗り込んで、ミサイル発射基地を奇襲しろって? 一人で?」

「そんな事したら、オタク大国日本が作った秘密兵器って見出しで、それこそガイアギアが世界デビューしちゃわない?

 それとも此花、あんたまさか春告使って、逆宣戦布告をやらかそうってんじゃないでしょうね?

 そりゃ、此花が現状の中国の民族弾圧政策を嫌ってるのは……」

「人の話を最後まで聞かんかい! ったく、お前らはたかがミサイルくらいで興奮しすぎじゃ。戦争くらい、珍しいもんでもなんでもなかろうて!」

(戦争体験してるなんて、七〇歳オーバーを宣言してるもんじゃんか!)

 あやうく口から飛び出すところだったセリフを飲み込んで、春告は此花の言葉を待つことにする。

 良く晴れた海上に雲は少なく、東の水平線にかろうじて日本の島影が貼り付いて見えるその向こうは、空が群青から紫紺へとグラデーションを彩り、夜をジワジワと西の地平線へと追い込み始めていた。

(今日も昨日も……たぶん百年前も、一万と二千年前も、一億と二千万年前だって、こうやって日の出は同じなんだろうな)

 やがて太陽がその頭を覗かせれば、堰を切ったように光の洪水は地上に流れ込み、世界を輝きと暑苦しさに埋め尽くしていくのだ。それこそ、明日も明後日も、百年後も一万と二千年後も、一億と二千万年先であろうとも。

 日の出という神聖な光景に心まで浄化された気持ちがした春告の耳に、それがどうしたお構いなしと、此花の宣言が突き刺さる。

「ミサイルを、爆発させずに、落とすんじゃ、ハル!」

「「はぁ?」」

 言っている意味が分からない。

「今回のミサイル……個人的な予測で悪いがな、恐らく、都市の爆撃が目的でない」

「えっと……単刀直入に質問していいですかね、此花さん」

 思い当たる節がありすぎて、春告は口を挟まざるを得ない。

「それって、また、アーノルド絡みってこと?」

「当たらずとも遠からずじゃな」

 開き直られた。

 動揺すらしねぇ。

「じゃ、いったい何が目的で、国際社会巻き込んで、無用な混乱を引き起こそうとしているわけ? というか、昔の此花は、いったい何をやろうとしてたの」

 春告が、口調も堅く攻めに行く。

 此花も説明責任を感じてか、いつもならたしなめるところを、スンナリ素直に白状した。

「大気圏高層への、二酸化硫黄の散布じゃ」

「「二酸化、硫黄?」」

 ふきのと春告の当然すぎる疑問に、此花の解説が続く。

 曰く、その狙いは一昨日の赤道での雲の製造と同じであること。

 曰く、大規模な火山噴火などで噴煙が成層圏まで達すると、噴煙に含まれる二酸化硫黄の影響で、相当な冷却効果があったとのこと。その際二酸化硫黄を含んだ雲は、太陽光を宇宙へと跳ね返す、大気的な鏡の役割を果たすこと。

 かつて此花はその原理を研究し、飛行機か、又はミサイルにて、高層に二酸化硫黄を

散布するプランを練っていたらしい。

 そして太平洋という広大な海をカバーするために、偏西風に乗せて二酸化硫黄を拡散させる方法を思いついたのだと。

「なんで、そんな強引な手段を……」

「あの頃はまだ、世間が温暖化問題をまともに取り合ってくれんでな。いっちょ世界を驚かしてやろうと、色々画策していたもんじゃが……飽きてな」 

「飽きたって、此花らしいというか、何というか。

 とにかく、それが今回の、ミサイル発射の目的だっていうの?」

 いまいち納得できない口調でふきのが問えば、

五分ごぶじゃ、と見ておる。どの道、ふつうのミサイル攻撃だとしても、見捨てておくわけにはいかんがな。

 ミサイル防衛だイージス艦だパトリオットだと自慢した所で、命中率一〇〇パーセントを誇る迎撃方法は未来永劫確立できんどころか、物量作戦で攻め込まれたら使いものにならんのが実状じゃ。

 わっしは今回、中国と北朝鮮併せて、実験と中古廃棄の名目で、五〇発は打ち上げると考えておる」

 五〇発。

 それは、どう考えても戦争行為であり、とてもじゃないが、人工衛星の打ち上げなどという戯言では誤魔化せない数字だ。

「でも、たとえそうだとして、一体どうやって止めるの。

 打ち上げ前に叩かない。

 空中でも爆発させない。

 おまけに地上の迎撃は信用できないって、八方塞がってる気がするんだけど」

 特に現場作業員たる春告にとっては、生身一つで五〇発ものミサイルと対峙しなければならないのだ。

 一発二発なら意識も追いつくだろうが、脳内で何かが弾けた状態の多砲塔無敵人型兵器『自由号』の無差別同時ロックオンが利用できるならともかく、春告個人には、そこまでの同時併発的処理能力はインストールされていない。

「その点は、薺に任せておけば大丈夫じゃ。春告はデブリ処理で知っているじゃろうが、あの子の空間把握能力と同時多発的変化に対する適応能力は天性の技じゃからな。ミサイルが二千発飛んでこようと対応してみせると豪語しておったでの」

 瞬間、「言ってない!」とかわいらしい抗議の声がスピーカーから漏れてきて、リアルタイムで初めて聞いた薺の声に、春告の心がキュンとした。

 が、現実は全然甘くない。

「だからって、方法は? 具体的な」

「現場担当者に一任」

「無責任な!」

「んじゃが、北極に氷張るようなインチキな魔術使える男が、ミサイルを空中で止める妄想くらい、ポンポン思い浮かぶじゃろうて」

「ハル〜。お兄さんからアドバイスだ。

 お前の翡翠、ジェダイトからネフライトに換えておいたからな。いつもよりもソフトな対応を期待していいぞ。

 あと、ウィルゲムの力を過小評価すんなよ。カドゥケウスで石を繋ぐのは、あくまで効率の問題だかんな。ウィルゲムそのものは、単独で使ってもちゃんと力を発現する優れもんだってこと、忘れるんじゃねえぞ!」

 鼓膜が破裂するかと思うほどの声量は近衛このえだ。

 直後に此花に蹴飛ばされたらしく、悲鳴と同時に、「お前は作業を進めてろ!」と此花の怒声が追い打ちをかける。

「……それより、問題が一つあるんだけど」

 春告は、無視できない案件を切り出した。

「夜王、どうしよう」

 シャインダークよりウィルゲムの数が少ない夜王には、必要性がなかったことから飛行能力が付与されていない。

 故に、今はシャインダークの背中に乗っている状態なのだが……どんな方法を採るにしろ、ミサイルを止めるという荒行を、人間一人背負ったまま満足に出来るとは思えない。

 と、草香そうかの声がヒョッコリ割り込んで来た。

「捨てちゃって、おけ」

「いいわけあるか!」

 誤差ゼロでふきのが突っ込むも、

「大丈夫、私が承認」

「オレがド却下だ!」

「全力で投擲、ゴー」

「さすがに死ぬって」

「私とふきの、どっちを選ぶの?」

「どこでどうしたらその選択肢?」

 しかし、いつミサイルが発射されるか不明な状態で、夜王をわざわざ日本へ送り届けている暇はない。

 だからと言って、草香が言うように、ふきのを空中で投げ飛ばすのも、人道的にどうなのか?

 アドベンチャーパートにおける、どっちの好感度を重視するかの分岐のように、真剣に悩み出す直前に、

「ハル、だいじょぶ。今近衛に、飛行ウィルゲム組ませてるから、えっと……」

 勢い込んでマイクを奪った此花が言い淀み、「あと一〇分!」その背後から近衛の絶叫に近い訴えが聞こえてきて、

「あと五分、待て」

「ギャァァァァァァァァァァァァ!」

 生まれて初めて、ギャァァァなんていう本気の大悲鳴を耳にして、春告は苦笑せざるを得ない。

「それが完成したら、オレもここで戦えるのか?」

 ミサイル防衛という燃えシチュエーションに興奮していた夜王だったが、

「あんたはとっとと帰ってこい。飛べない人間わざわざ浮かす為に、薺と草香の二人でウィルゲム発動させなきゃいけないんだから」

 此花に無惨に断られた。

 本気でガックリ落ち込むふきのに悪いと思いつつも、そのやり取りに頬が緩むのを春告は実感する。

「というわけで、ハル。下からもミサイル飛んでくるからの。正直大変だと思うけど、他人事みたいに頼むわ」

「了解。絶対の自信なんてないけど……薺がバックアップしてくれるなら、やらなきゃ駄目でしょ」

 以降、夜王の飛行オプションが完成するまでに、春告のヘルメットの中では、予想弾道進路のシミュレーションが展開される。

 同時に、現状のイージス艦の展開と、スクランブルした航空自衛隊機の迎撃航路を予測。

 現状のシステムでは、人工衛星がミサイル発射を確認して、内閣もしくは自衛隊本部、在日米軍本部に情報が届くまでに一分。そこから迎撃実行部隊に指令が行き渡るまでが数分。

 イージス艦から発射される迎撃ミサイルは、弾道ミサイルが上昇フェイズを終了して、高々度にて水平移動する第二フェイズに実行される。

 種々の条件を鑑みても、それは日本海上空、それも日本寄りでしかあり得ない。

「だったらとにかく、上昇終了直後くらいの段階で、ミサイル群に接触しないと駄目なわけだね」

「それでも、ミサイル進路予想範囲が広いでの。下手にヤマ張ると、逆にミサイルを追っかけなきゃならんぞ」

 ヘルメット内、網膜に投射された極東地図に、ミサイル基地を中心とした弾道ミサイルの有効射程の円が重なる。

 それはほぼ、日本全土をカバーしており、相手がもし本気で攻撃を考えているとしたら、どこでも狙われるという恐怖を意味していた。

 もちろん、そのためのミサイル迎撃システムに、自衛隊は多額の予算を割いている。だがそれは、完璧ではあり得ない。そして迎撃失敗を確認した頃には、すでに対象ミサイルは終末フェイズに移行しているのだ。

(なんつうタイトなスケジュールだ)

 現代戦が情報戦だというのは、一秒の遅れが数キロのミサイル進行を許してしまうという、その速度にあるのだろう。

 真面目に検討すればするほど、弾道ミサイルを迎え討つという行為が、無謀以外には思えなくなる春告だったが、

(そのための、ガイアギアだ)

 既に覚悟はできている。

 此花を依怙すると決めた矢先だ。

 それが中国と北朝鮮の蛮行だろうが、此花の過去の計画の怨霊だろうが、彼女がやると決めたのなら、春告はただ、それを愚直に信頼して、現実とするだけだ。

(願えば、叶う)

 それが、ウィルゲムなのだから。

 そして、春告が知らぬ間に入れ替えられていたという翡翠を始めとした予備のウィルゲムがまだ、腰のボックスに納められている。カドゥケウスのそれを変更するなら変身を解かなければならないが、ウィルゲムを単独で使用する分には問題ない。

(ミサイルを止める、か)

 その光景をイメージとして思い浮かべ、

(よし)

 春告は、拳を固めた。

 既に天球の半分までが光の勢力に覆われて、東の空はパープルから白く輝き、シャインダークを背中から照らしている。

 睨み据える前方は、まだ闇の世界。

 だがその夜は今、全速力で西の地平線へと撤退している。

 星の明かりも絶えた、夜とは言えない紺の空に対峙して……足下の海が今、溢れる光の洗礼を受けて、今日というかけがえのない一日の始まりを、輝きとして奏で始めていた。




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