包茎手術をした~手術するか悩んでいる人へ 個人差編~
※これは体験談である。
包帯手術に悩んでいる人への参考になれば良い。
グロテスクや性的な部分があるかもしれない。
そこは了承して欲しい。
これは個人差のある話だ。
参考になるかはわからない。
まず、包茎だからといって手術するかどうかの目安だ。
陰茎の皮を剥くに至って難しい場合、これは手術した方が良いと判断する。
自分で剥けないのは色々大変だろう。
もしかしたら保険適用の場合もある。
病院に相談するのもアリだろう。
次に――俺もそうなのだが、通常時と勃起時の陰茎の大きさに差がある場合だ。
これは勃起時に合わせて皮を切るので、通常時に戻った時皮が余る。
半包茎状態になるのだ。
包茎手術したからといって、大きな陰茎でズル剥けだぜ。とはならない。
俺の陰茎は通常時、小さい。
しかし、勃起すれば普通なのだ。
そのため、手術後も半包茎の様になっている。
俺は性病の為に手術したから良いのだが、そうじゃない場合は気をつけた方が良い。
もし気になるなら、勃起した状態でカリ下にマジックで線を引いてみる。
通常時にその線より先が無くなった状態を想像してみるんだ。
亀頭が出ているようなら良いが、亀頭に被るようなら手術後はそこまでしか亀頭は出ない。
あくまでも通常時は、だ。
勃起した時は剥けるからそこは気にしなくて良い。
さて、次は性欲だ。
性欲が強い人は包茎手術するには辛いだろう。
最低でも1週間は禁欲しなくてはならない。
俺の場合は痛みによってそれどころじゃなかった。
俺は元々性欲が少ない。だから大丈夫だったかもしれない。
性欲が強く、毎日発散しなくてはならない人は剥いていない。いや。向いていないのだ。
1週間から1ヶ月は禁欲出来る人が良い。
向く向かないで言うならグロテスク耐性だ。
俺はグロ耐性があったから良い。
だが、自分の陰茎と皮が縫われて、そこに毎日自分で消毒液をかけて塗り薬を塗らなくてはいけない。
戦場で傷口を縫うラ◯ボーを観れるかどうかのようだ。
血も滲んで出ていたりする。
それを自分で対処しなくてはならない。
グロテスク耐性は必須だ。
グロテスクとは違うが、痛みや感じ方にも個人差はある。
痛みの無い――と謳うが多少の痛みはある。
個人的経験談だが麻酔する時、切る時、麻酔が切れた後、術後1週間と痛みは伴う。
ある程度痛みの耐性も必要と言えよう。
そして感度。
亀頭が常時出るのだ。
感度が違う。
今まで被われていた亀頭と布が擦れる。
それが大丈夫かどうかだ。
もし試すならば亀頭を出した状態で保持するリングが売っている。
それで何日も試すと良い。
どうしても慣れないようなら止めておいた方が良い。
歩くだけで射精してしまうようでは困るだろう。
そして休暇だ。
俺はある程度の休暇がとれたので良いが、1週間の休暇がとれる事が好ましい。
なんなら学生の内に手術をやってしまった方が良い。
手術に金はかかるが、バイトするなりして貯める他ない。
また病院によって学割もある。
学生の内に判断するのも手だ。
長々と語ったが、以上が手術する人の向き不向きだ。
これは俺が思って書いた向き、不向きだ。
向いてないからといって諦めるか、向いてなくてもやってみるかは任せよう。
ただ、基準として考えてくれ。
次に手術前に用意するものだ。
これも個人差がある。
まず、金だ。
金は最低30万円ぐらいあった方が良い。
別に30万を病院へ持っていく必要は無い。
ただ、30万渡せるかどうかだ。
どんなに「◯万ですよ(格安)」と謳っていても、30万円はかかると思った方が良い。
かかる人はもっとかかる。
カード払いじゃなければ銀行印を持っていく。それで払える。
正直、色々営業もある。
例えば「最安値だと包茎手術ってわかる手術になる」とか言われる。
だけど、陰茎を見て包茎手術だとわかる人間ってそんなにいない。
包茎手術した俺ですらわからない。
最安値でも良いと思う人もいる。
予算内だから高いので大丈夫と思う人もいる。
そこを決めるのは自分自身だ。
しかし、金はあった事にこしたことはない。
金の次は色々だ。
身分証として免許証が無い場合、マイナンバーカードやパスポートをとっておくのも良いだろう。
手術前には胃に何か入れておくのが良い。
これはどうなのかわからないが剃毛だ。
ボディ用バリカンで竿の部分は剃毛しておいた方が良い。
睾丸の部分はわからない。
やっておいた方が良いのかもしれない。
手術がやりやすくなるだとか、関係ないだとかは知らない。
ただ、ヘソから下、陰茎より上の部分は剃毛しておいた方がテープで固定する時には役立つ。後で言うが、ラップでくるむ時だ。
術後、家で消毒するにあたり、必要なのが除菌シート、フェイシャルシート、ティッシュ、包帯、マキロンだろうか。
ラップもあると便利かもしれない。
術後何日かは患部を濡らしてはいけない。
そのため俺はラップでガードした。
正直言えば、もっと良い方法があったかもしれない。
だが、手っ取り早い。
くるんで出たら捨てるだけだ。
包帯は100円ショップのより、少し高いものの方が良い。
100円ショップのものはガーゼありきなのだ。
包帯の目が荒かったり、切ったら糸屑がボロボロするものだったりと手間が多い。
包帯を固定するテープもあると便利だが、無くても良い。
テープ無しでとまる包帯も売っているが、ゴワついて陰茎に巻く気になれない。
そもそも包帯は病院で多めに貰うので買う必要は無い。
しかし、職場や学校で巻き直したいと思った場合は持っていた方が精神が安定する。
マキロンも同じだ。
自分で巻く時の包帯の長さは気持ち短めが良かった。
長いと包帯の重さで外れてしまったり、擦れてズレる場合があった。
短めで多少きつめに巻くと取れない。
あまりキツいと痛いので注意だ。
シャワー時のラップも長いと水滴の重さで落ちる。
色々と注意は必要だ。
後、下着だ。ブリーフかピッタリめのボクサーパンツが良い。
ボクサーパンツでも肌触りが悪かったり、ブカブカだと擦れて不快だ。
安くても良いから買っておく必要がある。
そして日常のコツ。
コツと言っても俺が感じた事だ。
術後1週間は立つ、椅子に座る、寝る。この動作だけにした方が良い。
歩くのは良いが長時間はオススメしない。
座椅子に座るのも避けた方が良いだろう。
しゃがむ行為は辛い。
しゃがむというより、片膝を立てて座る事を意識すると良い。
そうすると負担がかからない。
下手に負担をかけると出血の原因となる。
先ほど言ったが、包帯は短く切ること。
塗り薬は一度指で練ってから塗る。
チューブから出して固まったままでは塗りにくいのだ。
柔らかくしてから塗った方が良い。
縫い目に沿って塗るからな。
これで以上だ。
俺としては、見た目だけ気にしているようなら手術はしなくても良いんじゃないかと思う。
そりゃコンプレックスだったり、気になったりするだろう。
上のはただ俺個人の意見だ。無視しても一向に構わない。
だが、そのコンプレックスを受け入れてくれる人と付き合う事の方が良い。長続きするだろう。
手術をやってしまった身としては後悔はしないが、日が浅いからか痛かったりまだ股間に違和感があったりしている。
糸が無くなったり、アザが治るまで長い間禁欲生活をしなければならないだろう。
そうなる事がわかっていながらにして覚悟を決めるなら何も言うまい。
手術するか悩んでいる人へ、少しでも参考になれば良いと思っている。