第五十七話……姫君
いつもお読みいただき恐縮です。
ドラマ〇沢直樹が延期の様です、楽しみにしてたのになぁ……。
今日のお外は晴れですね。
気持ち良い陽気ですよ。
──
「ポコォォォオオ!!」
ポコの悲鳴が、狭い丸太小屋中に響き渡ります。
コダイ・リューが、モイスチャー技師の作った船が好きで、丸太小屋を出ていったが、代わりに住人として入ってきたのが4歳の姫君であるリーリヤでした。
彼女はやってきて早々に、ポコの大切にいていた釣り竿の先端の細く弱い部分を踏み砕いたのです。
丸太小屋の家事は、老騎士の実の娘であるナシャータ・ヘーデルホッヘが行っており、リーリヤの育児係もナシャータでした。
リーリヤはもはや大都市の姫君ではないので、特にこれといった高度な教育プランもありませんでした。
「はいはい、リーリヤちゃんもポコ君も仲良くしましょうね~♪」
実はウサもリーリヤが苦手でした。ウサはそこそこ常識のある大人に対しては強いのですが、4歳のモンスター相手にはちょっと分が悪いみたいです。
扱いがわからないみたいですね。
だから、ポコが泣いていても、ウサは知らんぷりです。ウサはベッドの上でブタの横で寝たふりです。
もちろんブタは本気で惰眠をむさぼっているだけですが……。
だれも味方してくれないと悟ったポコは、丸太小屋の治安と自らの資産保護のために一大決心をします。
なんと、彼はよわよわの火炎魔法で、リーリアをビックリさせようとします。
動物は皆、本能的に火を恐れます。
きっと、リーリアはびっくりしてくれるに違いないと思ったのですね。
Σ( ̄□ ̄|||) ぇ? 今日の気持ち悪い「です・ます」調はなんですって?
今日は、ベルンの妻、キルカフ・ヘーデルホッヘがお贈りいたしました。
てへぺろ。
みなさまの【ご感想】が当ブタ作の栄養源になります (`・ω・´)ゞ 感謝~♪
【ブタ的なプロ野球用語集】…バッティング
肩と足に並んで、最も才能がモノを言う分野です。
学生野球と違い木製バットなので、反発係数が低く、速いゴロを打つのも一苦労です。
相手に徹底的に弱点を調べられ、タイミングも執拗にずらされます。
ほんの少しでも芯からズレたら、ホームランが内野フライになります。
チャンスで長打を打てるというのは、もはや究極の域です。
そのレベルに近ければ近かった人ほど、バッティングを練習でどうこうなるとは言わない気がします。
ブタレベル的には、研究なんてされるわけがありません(笑)
弱点がばれても、そもそもコントロールがいい加減で、四球押し出しとかザラです。
チャンスで打ちたい人は、寧ろ死球宣告も無視します。
てか、「避けろや!ww」
当ブタコメディーは【にゃっぽり~と航空】様と【(非公式)アスキーアート同好会】様の提供でお送りしました。




