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第二話……跳躍 ──エピローグ②── (567字)



2020/04/09修正済・内容の変更はございません。





──さかのぼること二年前…西暦24万5040年秋ねんあき





「よかったね~ブルー」


 拙者せっしゃ自他共じたともに認める、ちょっと変わった地球人の中学生。大好きなおばあちゃんにVRMMOのゲーム機械きかいとゲームソフトを買ってもらってご満悦まんえつだった。


 ははにせかされ、電話口でんわぐちでおばあちゃんにおれいを言い。

「ゲームやってきます!」

 と、『ご飯だよ~』と母親の声を自室じしつむ。


「よぉし、これで学校でみんなに馬鹿ばかにされずにむぞ!」


 拙者は、説明書せつめいしょまずにゲームソフトをフーフーしてゲーム機械にみVRゲームの世界せかいに飛び込んだ。


『わ~い、さっそく名前なまえを……』


『……ん?』


【システム通知つうち】 …… 【名前】と【種族しゅぞく】と【容姿ようし】と【初期しょきボーナス10れんガチャ】はすで決定けっていされております。


 ぇ……どゆこと? (。´・ω・)?


【システム通知】 …… すでに設定せっていされとるというとんじゃ! このボケェ!


 Σ( ̄□ ̄|||) ぇ~なんでよ?


【システム通知】 …… ではゲームをお楽しみください…ウフフ❤





 しばしの暗転あんてんののち、拙者はとある丸太小屋まるたごやの前にあらわれたようだった……。




 ふと……右手をみる。


『うん…きれいなヒヅメだ! 今日も健康けんこう❤』


『……!?』



 Σ(・ω・ノ)ノ! ぎょぇぇぇぇ …… なんで ヒヅメなの?




【システム通知】 …… 【種族】はブタです~♪




「ぶひぃぃぃぃぃ~」



 ……まったりとしずかな湖畔こはんのほとりの丸太小屋のあたりに、悲鳴ひめいのような拙者の声(鳴き声?)はこだましていった。





挿絵(By みてみん)

©しいたけ様


みなさまの【ご感想】が当ブタ作の栄養源になります (`・ω・´)ゞ 感謝~♪


【今日のブタトンテキな卓球用語】 … 『ハイトスサービス』

トスを高く上げるサービス方法。以前は男子はショートサービス重視であまりしなかったが、最近は多くみられる。

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(バナー作:「秋の桜子」様)
― 新着の感想 ―
[一言] 読み始めてみました~。 (´∀`σ)σ☆
[良い点] 失礼します! >ハイトスサービス ブラジルのカルデラノがよくやるやつですね!真似したいけど無理なやつ!
[良い点] ゲームソフトをフーフーして本体に差し込む……。 うーむ、懐かしい光景ですのう……。 ……って、わざわざ感想欄に何を書いとるんでしょーな、このボンクラは……。
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