27 クラスとランク分け
やばい。ストックが無くなってきた・・・・・・。
決勝戦が終わった後は表彰式があったが省略させていただく。準優勝のヤツが騒いでてうるさかったし、特に面白いことはなかったんでな。
表彰式の後は普通に入学式。司会は学園長にアイガスと呼ばれていた元聖騎士だった。鎧が何カ所かへこんでたけど何かあったのか?
入学式が終了した後にようやくクラスが発表された。表彰式と入学式の進行中に用意したらしい。
クラスには上からS、A、B、C、Dの五つあり、Sクラスのみ20人、A~Dクラスは45人ずつに分けられている。
また、このクラス分けは学力で分けられており、武力はランクと呼ばれるもので分かれている。入学式前の試合に出た者はそれの評価で、出なかった者は入試の際に行われた体力テストの結果で評価される。
ランクもクラス分けと同じくS~Dで分けられ、人数も同じだ。
え~と、俺のクラスとランクは・・・・・・。
S (1~20位)
A (21~65位)
B (66~110位)
C (111~155位)
D (156~200位)
クラス
3位 ソフィア
5位 ラン・キクチ
8位 トモヤ
14位 アリス
19位 アイゼン
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160位 セイジュ・フタバ
ランク
1位 トモヤ
2位 セイジュ・フタバ
3位 ソフィア
4位 ラン・キクチ
5位 アリス
6位 アイゼン
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知ってる名前はこんなところかな?一応他にも見覚えのある名前はあるが無視しておこう。面倒だし。
「基本的に本戦に出たヤツはSクラスにいるみたいだな」
「うん。基本的にはね」
ソ、ソフィア。せっかく俺が明言を避けたんだ。改めて強調はしないでくれよ。
「やっぱりバカはオバカサンだったんですね。フフフッ♪」
藍、名前を出さないでやってくれよ・・・・・・。
『ふざけるなっ!!何で僕がDクラスなんだよ!?おかしいだろ!?僕は『勇者』なんだぞ!?Sクラスにしろ!!』
あ~、うるさくなってきたな。さっさと教室に向かおう。
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教室に着くと数人の生徒が先に到着していた。のんびりしすぎたかな?椅子を前後反対にして座ったアリスが普通に座っている金髪の強面の男(ワイルド系イケメン)と話していたのでそこに向かうか。
「ようアリス。先に着いてたのか」
「あ~、両手に花のトモヤだ~!タラシめ~」
アリスがニマニマとしながら言ってきた。どう返せばいいんだ?
「羨ましいなら背中が空いてる」
「そうですよ!なんだか落ち着きますよ?」
「う、羨ましいわけじゃないよ!?楽しそうだなって思っただけで・・・・・・」
ソフィアと藍が答えてくれたおかげで会話が途切れずにすんだ・・・・・・。意味のない間は本当にキツいんだよ。
「おうおう、見せつけてくるなぁ?ケンカ売ってんのかぁ?」
金髪強面がガンをつけながら話し掛けてきた。全身の筋肉が盛り上がった男が不愉快そうに睨みつけてくると迫力があるな。
「話しに割り込んで悪かった。俺はトモヤだ。よろしく」
「ケッ!ガヴェインだ」
「あれ~?さっきまであんなに君が賞賛してたトモヤだよ~?握手とかしてもらわなくていいのかな~?」
「なっ、なっ、なっ!」
ガヴェインが一気に赤くなる。
「そ、そんなつもりじゃねーけどな。その・・・・・・。こ、これからはクラスメートなんだ。その・・・・・・。よろしく」
ガヴェインが赤い顔のまま手を伸ばして握手を求めてきた。なんだ?ツンデレか?ツン少なめデレ早めだなおい。
別に拒む理由はないので握手をしておく。
「こちらこそ、よろしくなガヴェイン」
「ねーねー。『ガヴェイン』って長くない?『ガブっち』って呼んでもい~い?」
「お、おう。別にいいぜ」
「お、じゃあ俺は『ガブ』って呼ぶかな」
「ならオレは・・・・・・、『トモヤ』って縮められねぇ!?」
そうなんだよなぁ。そのせいで昔っから名前が元になったあだ名が無かったんだ。
「ほらほら、さっさと席についてくれ。ホームルームを始めるぞ」
教室の入り口の辺りから声がしたので振り返ると、そこには全身鎧の頭部だけを外した女性が立っていた。




