20 アイゼン(大盾)vs聖樹(両手剣)
ブクマが増えてるー!(゜◇゜)
ありがとうございます!!<(_ _)>
二人の少年がステージの上で対峙している。
「降参するなら早めにしたほうがいいんじゃないかな?」
「・・・・・・」
「僕の強さは同年代じゃ敵なしだからね。弱いものイジメは好きじゃないんだよ」
「・・・・・・」
「おい!何か言えよ!」
双葉聖樹は一方的に話し掛けているが、大盾を構える少年は返事をしない。
「本戦第二試合を開始するぞい!」
聖樹は両手剣を後頭部よりも後ろに真っ直ぐ振りかぶり、力任せに振り下ろす。
「どぉりゃぁ!!」
しかし、両手剣は大盾に防がれる。
「いってぇ!」
聖樹は攻撃の反動で両腕が痺れてしまったようだ。聖樹が痛みに顔をしかめている間に大盾の少年が大盾を構えたまま突っ込んでくる。
「ムンッ!!」
180cmの巨体から繰り出される体当たりは聖樹を容易に吹き飛ばす。
「がぁ!」
聖樹は受け身もとれずにステージを転がっていく。10m程転がるとようやく止まり、聖樹はヨロヨロと立ち上がる。
「・・・さない」
「もう許さない!殺す!ぶち殺す!死んじまえぇ!!」
聖樹は両手剣を正眼で構える。
「僕に従えぇ!『聖なる精霊剣』!!」
両手剣がうっすらと発光する。そして聖樹はその両手剣を振りかぶり、アイゼンの構える大盾に振り抜く。
アイゼンの大盾は真っ二つに切り裂かれてしまい、アイゼン自身も後ろに吹き飛ばされ、ステージに倒れ込んでしまう。
「降参だ」
アイゼンは小さいがはっきりとした声で降参を宣言する。しかし、
「うるせぇ、ダァマァレェェー!!」
キレた状態の聖樹にはそんなことは関係ない。腰だめに構えられた両手剣から光りが衰えることはなく、力任せに放たれた横一閃は・・・・・・。
一対の翼に防がれていた。
トモヤの『龍翼』である。金属製の大盾をも切り裂いた自身の剣が防がれたことに目を丸くさせている聖樹の後ろには学園長が立っていた。
トンッ
学園長が聖樹の首に一撃の手刀を入れると、聖樹は気絶し倒れ込む。
「やれやれじゃのぅ」
「セイジュ・フタバ選手の過剰な攻撃は未然に防がれたため失格には当たらないことになる!!アイゼン選手の降参により、セイジュ・フタバ選手の勝利じゃ!!」
観客席全体から大ブーイングが巻き起こる。しかし、気絶している聖樹にはそんなことを知る由もなかった。
聖樹君が予想外のキャラになりそう・・・・・・。
( ゜Д゜)




