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14 想いは彼方から此方へ

遅くなりました!キャラの性格決めるのにどんだけ時間かけてるんでしょうね!?

 あたしは『菊池(きくち) (らん)』と言います。先日初恋の人が亡くなっってしまい、未だに立ち直れない中学3年生です。

 3日間程学校を休んでしまいましたが、仕方がないので登校して来ました。相変わらず双葉君の視線が粘っこくてきしょいです。胸を見ているのが気づかれないとでも思っているのでしょうか。

 鬱々(うつうつ)としながらも放課後になりました。出来ればすぐにでも帰りたいのですが・・・・・・。やはり3日も休んでいたせいで分からない所だらけです。先生に聞きたいところもあるので今日は教室で宿題をやってしまいましょう。キモイゴミ(双葉君)もいますけどね・・・・・・。


 勉強を始めてからしばらくして、あしもとがうっすらと明るくなっていることに気がつきました。床を見てみると何やら模様が光っています。これは・・・・・・魔法陣?円形ではなく四角形、教室全体を覆うように展開されています。あまりに非日常的な光景にクラスメートたちは混乱を・・・・・・


 「何だよこれ!?」


 「魔法陣?」


 「異世界キタコレ!?」


 「ヒャッハー!!受験は終わりじゃー!勉強なんていらねー!」


 「これヤバくね!?つぶやこ」パシャッパシャッ


 意外と混乱はしていませんでしたね。喜びすぎて発狂している人はいますが、あれは放置で。

 初恋の人であるとも兄(・・・)がいない世界に意味はありませんし、本当に異世界転移だったらそれでも構いません。

 魔法陣の光が一気に強くなったあと、目の前が急に暗くなり、あたしは意識を失ってしまいました。

藍さんサイドがもう少し続きます。

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