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Lunatic gift ~蠍座の死線~  作者: 蒼森 あめ
第二章 月に叢雲 花に風
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第三夜 天文学部、設立?! 14

「…………彼氏?私の?士音君が??」

「あー、もういい。何となく分かった。不憫だな、シオンクンも」

「たまたま一緒に居ただけで彼氏とか安直すぎませんか?士音君に悪いですよ」


真面目に抗議する野絵に、詩歌は大きな溜め息をつく。



「はあ、そうだな。俺が悪かった。それにしてもツッキーって変わってんなぁ」

「えぇっ?!それをあなたが言います?人をこんな所に連れ込んでおいて!」

「人聞きの悪いこと言うな!」


知ってか知らずか野絵の大胆発言に、詩歌は頬を少し赤くしながら反論する。



「とにかくっ!大事な話があるんだ!大人しく聞いてくれ」

「分かりました、それで何なんですか?」


落ち着いた口調の野絵に少々面食らった様子だったが、彼は軽く咳払いし、姿勢を正した。



「えーと、じゃあまず軽く自己紹介な。俺の名前は成城詩歌(せいじょうしか)。お前より一コ上の二年生だ」


ネクタイの色が赤かったので、上級生ということは分かっていたのだが、彼の丁寧な自己紹介に一応頷く。

ちなみに野絵達一年生は、女子はリボン、男子はネクタイで、共にグリーンだ。





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