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Lunatic gift ~蠍座の死線~  作者: 蒼森 あめ
第二章 月に叢雲 花に風
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第五夜 強襲 36

「詩歌、すごい!!」

「ほんとだね、先輩すごい!!」


ものの二分と経たずに敵は消滅し、教室はがらんどうになるが、爆風で辺りは歩く場所もない程、木片やガラスが散在している。



「詩歌、無敵だなぁ!」

「ははっ、まあな!俺にかかればこれ位楽勝…!」


後ろ向きの為、詩歌の表情は見えないが声がくぐもっていたので、野絵は異変を感じ取る。



「成城先輩…?」


彼に近付こうとしたその時、またもや雪崩のようにアメーバが流れ込んできた。



「まだいるの…?!」

「何なんだ、この数は…?!いつもならこんなに……」


途中まで言いかけて、詩歌はあることに気付く。



(まさか、首謀者が近くにいる…?!)


いつもの戦闘だったら雑魚と言えども、数える位しか現れない。

その後にボスというお決まりのパターンなのだが、これはどう考えてもおかしい。



瓶詰メノ天満月(フルムーン・ボトル)瓶詰メノ天満月(フルムーン・ボトル)ヲヨコセ…!!』

「こいつらツッキーを狙ってるのか?!」

「そうなんだ、さっきも外で…。でもどうして野絵を?」



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