第十六話 夕飯はカレーライス
夕飯の時間がやってきた。
じゃがいもとにんじん。玉ねぎもいれて。
あとは、肉とか。ほかの野菜とか。
そして、粉を調合すれば、もう終わり!
カレーの出来上がり。
コンが言っていたように、今日はカレーにした。
アキは、背中にひっつき虫がくっついてたらしく、ほかの子にからかわれている。
自分にもついていないか少し気になるが、標的になるのはまだ早い。多分ついてないと思いたい。
「とーさん!ごはんいつ頃できるの?!」
コンが、目をキラキラさせて私を見る。
かわいい。すごくかわいい。
目に入れても痛くないってこういうことだよな。
「まってね、もう少しで出来上がるよ。だから、お姉ちゃん呼んできてー」
私がコンにそうお願いすると、ん!と、大きな声で叫んだコンはすぐに階段をかけ上がっていった。
ん!って!反則だろ!かわいいよ!いいよ!
もっと言って!
私は上機嫌で具材をかき混ぜる。
鼻歌でも歌いたい気分だ。
さあ出来上がった。
すると、呼びに行ったコンが戻ってきた。
「手伝う!!」
かわいい。
「うん、お願いしようかな。じゃあ、人数分よろしくね」
可愛すぎるよ。あー。かわいい!
「ふわぁ...」
「ご飯ー!」
「ちょっと、ケンの車椅子は私が押すのよ?」
あ、声が聞こえてきた。
野菜も分けなければ。
「みんなー手洗ってきてよー」
「うんー」
手を洗って、食卓について
さぁ、じゃあ、準備はいいね?
「「「「「いただきますー!」」」」」
「それと、背中にひっつき虫ついてまーす」
アキーーー?!
基本的にレイオンは、子供達にかわいい、としか言いません。反抗期になったらどうするんだろう




