12話 ー知らない天井ー
「…………」
気が付くと俺は、病院にいて、ベットにいた。
「…………………知らない天井だ。」
《バイバイ!》
「うっ…!」
頭が痛い。
何があったんだ。
横を見ると、兄さんがいた。
「…………気づいた…?気づいた!?
先生!アレクが目を覚ましました!」
「………え…兄さん…?」
「お前ッ………心配させがって!」
兄さんに抱きつかれた。
「ちょっと、お兄さん!やめてください!
まだ傷は感知していないのですよ!
貴方も!そして其方の方も!」
「…………本当に、何があったんだ…」
「お前…何にも覚えてないのか!?」
兄さんは僕の体を動かした。胴の部分だ。
「お兄さん、落ち着いてください。」
「…………はい。」
「良いですか?アレクさん。
貴方は2日も寝ていたんですよ!」
「……………え?」
医者から説明を聞いた。
魔法神に"簡単に"敗れたこと。
意識不明の俺達を他の冒険者が助けてくれたこと。
そして"ミラナがまだ、眠っている事"。
…後、
戦いに参加したという事で、10万プルト支給。
これは余談だが、医者が少し抜いたらしい。
「…………そうか。」
「と、言う事なので、
後はミラナさんの回復を待ってください。」
医者はスタスタと出ていこうとした。
兄さんが医者を止めた。
「…何ですか。
私は他の冒険者の治療で忙しいんです。」
「…………アレクにお粥を、くれないか。」
「………分かりました。」
運ばれてきたお粥は、クソ不味かった。
この国って確か大国だったよな…?




