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同い年  作者: yukko
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社内と社外

あれから、あの話がどうなったのか知らない。

知りたい気持ちと、知ったとてどうにもできない現実が目の前にあった。

いつからか分からない。

いつからか……会社の同僚を目の前にすると余分なことを言ってしまうようになった。

社内恋愛をする気は無い。

もし、何故かと聞かれたら「面倒だから」と答える。

もし別れたら……聞かれた時に思うはずだ。「面倒だ。」と……。

付き合っているだけで、話題になるのも「面倒」なのだ。

色々聞かれても社外だったら適当に答えれば良い。だが……社内だと……。

特に「結婚」について、とやかく言われたくない。

社内で同い年なら、適齢期だ。

だから、避けねばならない。面倒は嫌だから……。

そう思っていたはずなのに……。


あの子は取り立てて美人でもなければ可愛くもない。

どこが気になってしまったのか分からないが……気になってしまったのは、もしかしたら周囲が僕とあの子を結びつけるようなことを言うからかもしれない。

そういう意味で周囲の勘違いにも困っている。


あの子は僕の胸までしか……届かない身長。

とても小さくて小学生のようだと思った。

それを、そのまま口から出てしまってからは揶揄ってばかりいた。

それが、最近……言葉も掛けられなくなった。

僕はあの子から逃げているように、近づくことをしなくなった。


でも、気になる。

あの子の縁談、どうなったのか気になるのだ。

気になって仕方がないのだ。

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