表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
同い年  作者: yukko
1/81

日常

けたたましい目覚まし時計の音が部屋に響いた。

私は布団の中から手を伸ばして目覚まし時計を探す。見もしないで……。

アラームを止めて時間を見る。


⦅あぁ……5時半。起きな……。⦆


起きて食パンを焼きお湯を沸かす。

パンとコーヒーだけの朝食。


⦅栄養摂れて無いなぁ……。まっ、ええかぁ~。⦆


6時半までに家を出ないと遅刻する。

会社まで家から約2時間かけていく。

父よりも通勤時間が長いのだ。

入社直後は父が良く言った。


「なんで、お父さんより遅いんや。」

「お父さん、私は2時間かかるの。2時間!

 お父さんは1時間以内で会社に着くやん。

 寄り道してへんで。真っ直ぐに帰って来てん。これでも…。」

「……………。」


「お前、いつからや。」

「何が?」

「お父ちゃん やった。お父さん や無かった。

 うち やったし、私やなかった。」

「もう、それ、中学の時に変えただけやん。

 高校受験の前に……。」

「そやったか?」

「もう、晩御飯食べるさかい。」

「早よ。お食べ。」


そんな会話もしていた。

家族はまだ夢の中だ。


⦅いってきます。⦆


夢の中の家族に向かって、「いってきます。」を心の中で言い、私は家を出る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ