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PCR検査受けにいきました(調べてもどんな事するのか解り辛いので、私の体験が役に立つといいなと思います。)


 親しい人が濃厚接触者で、私も罹患の可能性があり、会社に出勤するために、コロナ陰性である事を証明しないといけなくなりました。

 朝8時から病院をネットで当たってみても、けんもほろろ。正直困って調べてると、繁華街で並んで無料で受けられるPCR検査をやってて、人が並んでいるという記事を見つけた。ん、それってデンジャラスなんじゃ? PCR検査受けるって事は、コロナにかかってる可能性が高い方々が集まっているというわけで、けど、私もその一員な訳で、受けないと働け無くなる訳で、止むなし。私は向かう事にした。


 朝10時、実際行ってみると、10名前後しか(それでも多いよね)並んでなくて、警備員のおっちゃんから整理券を渡された。それは四角い付せんに手書きで『12:45』と書いてあった。お役所が行列の危険性を考えて緊急に改善したんだろう。昨日数百人並んだとか書いてあったしね。おっちゃんに料金を聞くと、県民であることを証明出来るものがあると無料とのこと、あと、検査結果は10時に解るとの事。


 それから私はぶらぶら人が居ない所でひまつぶした。当然やってた事は『荷物持ち』の執筆。


 そして12:30にはそこに戻った。さっき列の整理をしてたのは、警備員のおっちゃんだったけど、今度はチャキチャキなねーちゃんに変わっていた。それで、並んでいたら、12:30の方って呼ばれて、12:30の付せんを持ってる人が中に入っていった。ねーちゃんが人余ってるからとか何とか言って付せんを取られ、促されて小部屋に入る。奥にカウンターがあるパテーションで飛沫対策したテーブルに座らされて住所やなんらや記入する。カウントすると、私を入れて9人。そして途中から入ったので、訳わからん状態で話を聞いてると、なんと検査結果が解るのは明日の22時とかおっしゃられてるではありませんか! それはまずい、明日は仕事で色々やらないといけない事がある。なんか早く結果が解る方法があるみたいなんで、さっきのチャキチャキねーちゃんに聞いたら9000円で今日中に結果が解るそうだ。なんか無料に引かれて入ったらいつの間にか何か買わされてたような、モヤモヤした気持ちになるが、背に腹はかえられないので、しぶしぶ新しい有料用の記入用紙を貰って書き直す。

 あ、そうそう、IDとパスコードを写メさせられたので、携帯充電死にかけでヒヤヒヤでした。


 それで、記入終わって辺りを見渡すと、他の人はもう検査に移ってた。ん、なんかアイコス吸うみたいな事をみんなしてるよ。なんか口に突っ込む的なものだと思ってたのに。その中、ひときわ美少女に目が留まる。ん、何やってんだ? 一生懸命唾吐いてる? ちょっとドキッとしてしまうけど、私の世界ではそれはご褒美ではないよ。ていうか、せめて口元隠そうよ美少女……けど、見ると誰もが必死に唾を吐いている。口元を隠す余裕がある人は居ないみたいだ。


 そして私もなんかずんぐりむっくりな試験官みたいなのを受け取って唾液を採取する。当然エレガントに口元を隠す。2cc、そんなの楽勝じゃん、そんな風に考えてた時期が私には有りました……イカン、このセリフ今日2回目だわ。人間、そう簡単に2ccも唾出ないものなのね。みんな必死になってた訳わかりましたよ……

 その時私の目に映ったのは30分以内に飲食しちゃ駄目的なフレーズ。ヤバい、そういえばさっきコーヒー飲んだのいつだったかな? 大丈夫、ギリ30分前のはず。変な汗かいて、なんか粘っこい唾が出たような? ん、血や痰が入ったら再検査の事が有ります? 大丈夫さっきのは唾なはず。

 

 そんなこんなで頑張ってたら、規定量よりかなり多めになってました。しかも私の組の人達はもうみんな終わって、次の人達が入って来てる。いつの間にエレガントに口元を隠すのも忘れ、しかも次の組の人達は私が何をしてるのかガン見してる!!唾を出すのに夢中で、ソロで注目されてるのに全く気付きませんでした。晒し者だわ……

 心の中で絶叫をあげながら、子リスのような可愛らしい検査員さんに、唾たぷたぷの試験管を渡して、終わりを告げられてそそくさと立ち去りました。願わくは次の組の方々が私を真似して大量の唾液を入れませんように……


 それで、夜の22時、めでたく結果は陰性でした。13時までの検査じゃなかったら結果は今日中にわからなかったみたいなんで、ギリギリでした。私のPCR検査体験が少しでも皆様の参考になればいいなと思います。



 読んでいただきありがとうございます。


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