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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

気が付いた時には…

作者: ナミオカ

最後までお読みくださるかたは勇者様と呼ばせていただきます!!

私の名前は神崎にいな。


高校2年生のそこら辺にいる女子高生とあまり変わらない。


横には親友の北野千鶴。



「にいな、起きて。もう授業終わったよ。帰らないの?」



と千鶴が私に話しかけてきた



「んー、……おはよ…ふぁ…眠い。」



これが私だ



「もう、HRになる前から寝るのやめてよね。」



そんなこと言っても眠たいのは仕方がないのに…

千鶴のケチ!!


っていつも起こしてもらってるから言えないんだけどね



「んー、がんばる…。適度に」


「はぁ」


「ため息なんかついてたら幸せが逃げるぞっ!!」


「ちょっ、誰のせいだと思ってるのっ」


「え、私の知ってる人?」



本気でそう思っているように聞いてみると


千鶴が怒り出した。


それを見てにやにやしてしまった。


反応がオーバーだから千鶴をいじるのはやめられない!!


あー、でもこんな変なことやめないとな


そろそろ千鶴に愛想つかされそうだわ



「にいなのせいよっ!もう先に帰るからね。」


「ちーづーる、待ってよ。一緒に帰ろうよ。」



というが千鶴は先に歩いていく


愛想つかされたぁ……………


でも千鶴を追いかけよっと!


一人で帰るのは寂しいし


それに千鶴は目の保養になるくらい美人さんだ


これは親友の私でも認める


千鶴の髪は明るめの茶色のミディアムで


ふんわりした感じで巻いていて


外見だけだとお人形さんみたいに可愛いのに


それに合わせて性格もいいなんて完璧すぎる!


てか、表現下手すぎるっ!!


まぁ、どうでもいいか


こんなことよりも千鶴が見つからないぞ


走って追いかけたはずなんだけどな



「あいつめ、本当に先に帰りやがったのか」



一人で寂しく帰るとするか…めちゃくちゃ寂しいけど…


あっ!そうだ


今日発売のマンガ買いにいかないとだから


本屋よって帰ろーとっ!


そう思って帰り道を歩いているとどこからか声が聞こえてきた



…なんか知ってる人の声だった気がする…


そう思い、静かにして辺りを見渡す



「やめてください。」


「いいだろ。そんなこと言わないでさ。俺たちと遊びに行こうよ。」



はぁ、今日はついてないのかな


今日の占いは1位だったけど、あてにならないもんだね


ほっとくのはまずいけど関わらないほうが身のためだしごめんね


そう思っていた


でもその女の子が目に入った瞬間


勝手に身体がその子のもとに走り出していた





千鶴side



にいな置いてきちゃった


まぁ、大丈夫だよね


にいなだし


そんな自信がわけもなく出てくる


明日になったら忘れてそう


あの子寝たらすぐに忘れちゃうから



よしっ!気にしてても仕方ないよね


そう思い、帰ろうと思った矢先に



「ねえねえ、お嬢さん。暇なら今から俺たちと遊びに行こうよ。」



と3人の男の人がきた



「…はぁ…、結構です。私はこれから用事があるので。」



もちろんそんな用事なんてない


この人達から逃げるための口実だし


でも引き下がりそうなぁ



「いいじゃん。そんな用事なんてほっておいてさ。」



腕をつかまれて逃げることが出来そうにない



「やめてください。」


「いいだろ。そんなこと言わないでさ。俺たちと遊びに行こうよ。」


「いいかげんにしてください。」


「おい、優し誘ってやったのに舐めた態度とるなよっ!!」



と一人が手を振りかぶった


誰か助けて!!お願いっ!!!


と思って目を閉じたがいっこうに痛みが来ない


恐る恐る目を開けるとそこには


私のよく知っている人がいた





にいなside



「おい、優し誘ってやったのに舐めた態度とるなよっ!!」



と一人が手を振りかぶった


やばい!!千鶴が危ない!!



「おい、お前誰だよ。」


「良かった!間に合った…。」



男の手を掴みながら男達を睨み付ける



「…にいな………、にいなっ!!」



と私をみて千鶴が抱き付いてきた



「千鶴、大丈夫?怪我はない?」


「…うん。…大丈夫。」



そっか…よかった…


少しでも遅れていたらやばかったな



「あんたら、とっとと消えてくんない。女の子に手をあげるなんて最低ね。」



千鶴を背中に隠しながら言う



「なんだと」


「はぁっ、なめやがって。」



と殴りかかってきそうになった



「ねぇ、私が女の子一人でこんなところに来ると思ってるの?あんたら少しは考えたら?」



殴りかかってきた男にそう告げると


千鶴が後ろで震えて服をつかんでくる


その可愛さに悶絶した


…この子かわいすぎるでしょ///


はぁー、本当に可愛すぎるから嫌な奴らもよってくるよねぇ



早く終わらせよ…



「ここに来る前にあるところに電話したの。女の子を襲っている人がいますってね。」


「…それって、もしかして…」


「逃げようぜ。やばいことになりそうだし。」


「ウゥーーー」



ちょうどその時遠くからパトカーの音が聞こえてくる



「俺は逃げるぞ。」



と言いだすと男達は逃げて行った


はぁ…、千鶴に何事もなくてよかった



「にいなぁ~、怖かったよぉ。」



と泣き出してしまった



「よしよし、よくがんばったな。」



そういいながら、千鶴の頭を優しく撫でる


ゆっくりと千鶴が泣き止むまで撫でた



「ありがと。もう大丈夫だから///」


「んっ、そっか。」



と千鶴に優しく笑いかける


名残惜しいが、撫でるのをやめようか



「ほら、帰るよ。」


「うん。先に帰ってごめんね。」



と上目づかい+涙目で言ってきた


…///可愛すぎるっ!!やばい


抱きしめそうになった…落ち着けー!落ち着けー!!



「にいな、顔あかいよ。あー、もしかして照れてるんだ!」


「///照れてないって。」


「ふーん。まっ、そういうことにしとてあげる。」



と満面の笑みで言ってきた。


くそぉーーーー!!かわいいから文句が言えない…


はぁー



「…っ///てか、私をほって帰るからああいうことになるのっ!!だから、これからはちゃんと一緒に帰るからね。」



自分でも顔が赤いのがわかる


ああー、恥ずかしすぎー



「ふふふ。ありがと。もう先に帰らないから。」


「どういたしましてっ!!」


「もう、照れてないで!!って先に帰らないでよ。」


「千鶴が遅いの!」


「にいなはわがままだなぁ。」



何故か千鶴はそう言うとニコニコしながら駆け寄ってくる


何がそんなに嬉しいのやら…



「そうだねぇ。ところで警察は来ないけど?」


「えっ、あれ?嘘だけど。」


「え、嘘なの。」



とたわいもない話をして帰っていく


あとは何事もなく二人は帰路についた




次の日



にいなside



ふぁぁぁ…はぁ眠いなぁ


なんで学校なんて行かないとダメなんだ


めんどくさいのに


千鶴は用事があるって言って先に行っちゃうし


さぼろうかな


そう思いながらひとりで登校していると



「にいな、おはよう」



後ろから声が聞こえてきた


その声の方へ振り返る


そこには千鶴とは違ったタイプの美少女がいた



「んー、くぅ。おはよ。」


「ふふ、今日は一人なの?」


「うん。千鶴が先に行ったから仕方なくね。…ふぁぁ…。」



この人は新藤空


私はくぅ って呼んでる


なんかそっちのほうが呼びやすいしね


てか、くぅは今日も美人だな


大和撫子ってこういう人のことなんだなって初めて思ったくらいの美人だ


今だって黒髪のサラサラのロングヘアーが風になびいてる


朝から目の保養になりました!


ごちそうさまです


そんなことを考えていると



「それじゃあ、わたしと一緒に行かない?一人なんでしょ。」



げっ!!


くぅと一緒に行くとか……


めんどくさいことになりそうだしな



「ねぇ、にいな。そんなに嫌そうな顔しないでよ。」


「え、顔に出てた?」


「そんなに嫌なの?」


「うん!!だって朝からくぅの信者の人たちに会うのはいやだもん。…あとがめんどくさいし。」



最後はボソッと言った



「みんないい子たちなのに。」



と言いながら歩き出したので無意識に一緒に歩き出す


いやいや


それはあなたの前だけだから


この前、私なんかくぅ信者から呼び出しくらってるから!


まぁ こんなことはくぅには言わないけど



「でもさ、女子高なのにくぅに信者がいるなんてびっくりしたよ。」



私たちが通っているのは女子高なのだ


女子高だからかもしれないけど


ファンクラブがあるなんて怖すぎる!!


だから私はこの1年間と半年は穏便に暮らしてきたのに…


千鶴が友達の時点で穏便だったとは言えないけど


それでもまぁ、問題はなかったと思ってる



「ふふ、なんでわたしのファンクラブがあるなんて、わたしにもわからないわ。」


「まぁ、その外見だしわからないこともないけど…。」


「あら、それは褒めてくれているの?」


「うん。一応ね。」



とはにかみながら言う


ほんと、くぅも千鶴も自覚してほしいよ



「わたしは自覚してるつもりだけど。」


「え、声に出てた?」


「いいえ、顔に書いてあったわ。」


「え、エスパー?」


「なんとなくよ」と微笑む



それを、エスパーっていうんじゃないのか



「「「キャーーーーーーーーーー」」」



なんだ?うるさい…と思って周りを見るとそこは学校の校門だった


しまった…


話すことに夢中で学校に着いたことがわからなかった


…はぁ、今日は昼休みにでも呼び出しくらいそう…


と思いながらも一緒にクラスに向かう



「どうしたの?そんな暗い顔して。」


「いや、なんだかんだで一緒に学校に来ちゃったなっ。と思って。」


「ふふ、ありがとね。」とにやにやしてる



あらいやだ!


この人確信犯だ…


ちらほらこそこそとこっちを見て話している人がいる


…絶対に私の悪口言ってるよ


まぁでも、くぅと仲良くなりたい人は


私のこと良く思ってないだろうしなぁ…



「くぅと登校するの楽しかったし。まぁいっか。」


「それだったら、毎日一緒に登校してほしいわね。」とにやにやしながら言う


「えー、私に死ねというんですか。」


「なんで死ぬのよ。」と呆れた顔をした



「「「きゃーー」」」「「「空さまぁ」」」



いや、あの子たちにボコボコにされるんです



「てかクラスについたよ。」



私とくぅは同じクラスで千鶴も同じクラス


私の席は窓側の後ろから2列目だ


もういい席すぎて幸せ


寝るは完璧すぎる!!


それに前の席はくぅだしね


心置きなく寝ることができる


もし千鶴が近くにいたらこの安眠は妨げられるはず


よし!!眠たいしHRが始まるまで寝るとしようと思い、机にふせる



「にいな、寝ちゃうの?わたしの相手してほしいな。」


「…私の睡眠を妨害するつもりか!!」



訂正しよう…


心置きなく寝ることは出来なかった


…はぁ…



「そんなことしないわ。だって可哀想だもの。」


「…だったら………そんなこと……言わないで。」と半分寝ながらいう



それを見た空は微笑みながら



「ふふ、もう眠たいのね。子供みたい。」とにいなの頭を撫ではじめた


「ふぁぁぁ。んー、ほんとに寝ちゃうよ」


「寝ていいわよ。あとで相手してもらうからね。」


「…ん。」というと眠りについた。





空side


撫でていたら、にいなから寝息が聞こえてきた



「本当に、子供みたい。」と微笑む



周りの人はこの空を見てほとんどの人が顔を赤くしている。



ふふ、なんだか癒されるわ


でも何故かしら?


こんなに可愛いのに周りの人はにいなと仲良くないのよね…


わたしからしたら信じられないことよ



「あっ、空だぁ。おはよう。」


「おはよう。千鶴。」



あら、千鶴が帰ってきたわ



「あれ?にいなは寝ちゃったの?」


「5分くらい前に寝たわよ。」


「えー、なんで朝から学校で寝てるの!!びっくりだよ。」


「いつも寝てるじゃない。」


「…そうだね。はぁ…。」



そんなにため息つかなくても



「ところで、今朝はなんでにいなと一緒じゃなかったの?」



だいたい予想はできるけど



「んー、…なんでもないよ。」


「告白でもされたの?」


「えっ、ち、ちがうよ。」


「ふふ、動揺しすぎよ。答えているものだわ。」


「…もう、空にはかなわないな。」



千鶴もにいなと一緒ですぐにわかるわ


2人とも本当にわかりやすくて可愛い



「で、今回で何回目なの?」


「え、えーっと、今年に入って10回は超えてるはず」



この子、モテすぎだわ


女子高だからそういうのはわたしにもあったけど


千鶴の場合は、2年生になってからは多くなったって


にいなから聞いてるから予想はしてた


それにしても予想外に多いわ……


でも千鶴はにいなに隠してるつもりなのかしら?


ばれちゃってるけど



空自身は美人すぎて近寄りがたい雰囲気があるためか


みんな遠くから眺めているだけでそう千鶴と大差ないのだが


気が付いていない


そうやって話しているとにいなが動いた



「…ふぁ、……くぅ、おはよー。」


「ふふ、おはよう。今日はもう2回目の挨拶よ。」


「ちょっ、私もいるんですけど…。」


「んー、あ、千鶴。」


「え、それだけ?わたしへの挨拶は?」


「んー、…おやすみ…」


「あ、おやすみ。………って寝るなぁ!」



この二人を見てたら飽きないわね


そんなこんなでHRの時間となった





にいなside



「ちょっと、貴女何様なの?なんで千鶴様と空様と一緒にいるのよっ!!」


「そうよ。あの方たちはみんなの憧れなんですよ」



なんでこんなことになってるんだっけ?


んー……、あっ!


そうだ。お昼休みのときだ………




昼休み…



「にいなぁ、今日は先生に用事頼まれてて一緒にお弁当食べられそうにないの。ごめん」


「んー、大丈夫だよ。仕事頑張ってきて。」


「うん。」


あー、千鶴も行っちゃったし購買行くのめんどくさいなぁ


別に食べなくてもいいか


眠たいし、寝てようかなぁ…


と一人で考えていると



「ねぇ、にいな。よかったら一緒に食べない?」



その声を聞き振り向くとそこにはくぅとその周りにくぅのファンの女の子たちがいた


「どう?」


「えーと、その子たちもくぅと食べるんだよね?」


「ええ、そうよ。」



ぎゃーーーーーーーー


ちょっ くぅ それはきけんすぎる


女の子たちの目が「くるな。」って物語ってるよ



「いや~、遠慮するよ。」と苦笑いをした


「そう。わかったわ。じゃあ次は一緒に食べてよね。」とさわやかに去って行った



…はぁ このごろ、くぅ絡んでくるなぁ


去年まではそうでもなかったんだけど


今年からよく話しかけてくるなぁ


嫌じゃないからいいんだけどね


と一人でくぅの去っていく後ろ姿を見ながら思っていると



「ねぇ ちょっといいかしら?」


「ん。なに?私に何か用?」


「ついてきてほしいの」



…はぁ もしかしてまた呼び出しか


もう懲り懲りなんだけどな


仕方がない。ついていくか



「わかりました。」



二人の後についていき


あまり人が来ない裏庭にきた


着くといきなり振り向き話しかけてきた



「ちょっと、貴女、何様なの?なんで千鶴様と空様と一緒にいるのよっ!!」


「そうよ。あの方たちはみんなの憧れなんですよ」



で、今にいたるわけだ



「何様って言われてもなぁ。」


「っ。それは侮辱しているの!!」


「そんなわけないよ。」


「その言い方が苛立たしい。いい、これからは千鶴様と空様に近づかないで。」


「特に空様には」


「向こうから話しかけてくるんだけど」


「っ!! うるさいわよ。貴女なんかが千鶴様と空様友達な訳がないのよ。」


と言った瞬間手を振り上げて私に振り下ろしてきた


次の瞬間


パンっと音がした



「っ、いった~」と叩かれたと同時に尻もちをついた



呼び出しで初めて叩かれたよ


もう、痛いなぁ…



「これに懲りて空様には近づかないで」


「いいきみよ。」


と言い残し二人はさっていった



キーンコーンカーンコーン



…はぁ 授業始まっちゃったよ


このまま、さぼろうかな


なんか気持ちが落ち着かないし


そうだ…屋上に行って雲でも眺めよ


そう思い屋上に一人向かった


屋上につくと壁にもたれかかり空を見上げた


そうしているうちに眠ってしまった



千鶴side



千鶴は生徒会室で椅子に座り中庭をぼーっと見ていた


はぁ、さっきはにいなに用事があるって言って来たけど


実際は昨日、告白してきた人から逃げるための口実なだけだし


昨日の人はまだ諦めてくれてないのよね…


何度も断ったのに…


でも、にいなに悪いことしっちゃったなぁ



「はぁ、疲れる…。」



なんで疲れているのかはわかっている


この頃告白される回数が増えてきたせいだ


別に告白する子が悪いわけでもないけど同じ子が何度も告白してきたら疲れる


限度っていうものをわきまえてほしいよ


にいなにはわたしが告白されているなんて思ってもみてないよね


(にいなにばれていることを知らない千鶴)


なんかわからないけど にいなには知られたくないんだよねぇ


なんでなんだろう?


まぁ、空にはばれていたけど心配ないと思うし


一度空に相談してみようかなぁ


はぁ、考えていたらもうこんな時間


教室に戻らないとにいなに心配されるよね


帰るとしよう


教室に帰る途中ににいなを見つけた



「あ、にいなだっ!!」



あんなところでなにしてるんだろう?


裏庭なんて誰も行かないのに……


それに空なんて眺めて


って!あ~~~、教室の方向とは逆に行ってるよ


さては、授業サボるつもりだなぁ


もう、ちゃんと授業は受けないと成績危ないのになぁ


わたしが教室に連れて帰らないと


って



「……えっ!?」



なんでにいな、あんなに苦しそうな顔してるの?


なんで、あんなに泣きそうな顔してるの?


あんな顔、今まで見たことない………


…………いったい、どうしたの?



キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴ったけど


そんなの気にならなかった


だってにいなのことが心配で気が付いたら


わたしは廊下を走っていた


にいなのところに行くために


にいな、いったいどこに行くの?


そう思いながらも足は止まらなかった





にいなside



「……に…な、………にい…にいなっ!!おきてよっ」



んー


誰だよ…もううるさいなぁ…



ってこの声は………千鶴?


そう思い目をうっすらとあけると…………


え~~~~~~、顔ちっか



「…………千鶴?」


「もう、なかなか起きないから心配したんだからね!で、なんでこんなところにいるわけ?」


「まぁ、気分転換ってやつ?」


「もう!そんなのでサボってたら留年しちゃうよ!」


「まぁ、なんとかなるんじゃないかな?」


「いつもそんなことばかり言ってー!本当に留年しちゃったらわたし嫌なんだからね。」


「はいはい。千鶴のためにがんばりますよー。」


「んふふ。じゃあ、今回さぼったのは許すっ!」


「……、もう授業始まってるんだよね?」


「うん。始まってるよ。」


「どうせ、サボるならゆっくりしよー。」




サボっているところを先生に見つかり怒られたのは明白である






これは日常の一幕のお話し




ここまでお読みくださりありがとうございます。

拙い文章と、表現力で申し訳ありません。

学生の頃に少し書いたものを供養のために投稿させていただきました。

もしも、もしも連載が読みたいとあれば基本のベースはそのまま1から構成を考え直してがんばります!

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