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今回の騒動の個人的な意見

一応中立的な書き方をしていますが少し偏っているかもしれない。異論は認めるし反論もウエルカムだ。

 出張で名古屋を離れていて、なろうのエッセイで地元で何かが起こっている事を知りました。


 まず始めに、ネットで騒がれている表現の不自由展とは、過去に問題が有って美術館から撤去された物を再展示して、何が悪かったのかみんなで考えようと言う趣旨のものらしい。それが展示された結果、慰安婦像や昭和天皇の肖像を焼く画像やコラージュ作品と特攻隊を侮辱する作品などが拡散されて、ネット右翼が名古屋市に対してガソリンを撒くと脅迫した。(愉快犯の可能性も有る)


 ここで、同じ物を展示して猛抗議を受けて出展を取りやめた過去が有ると言うのがミソだ。味噌県だけにな。過去に抗議が有ったのならば同様の抗議が有って然るべきであり、その対策を怠ったのが問題だと思う。これが昭和の話だったら、この展示をしている愛知芸術文化センターに街宣車が問答無用で突っ込んでいても不思議ではない。


 んで、名古屋市長の抗議と来場者の安全を守るとの名目でその展示は3日で封鎖され、世界中のアーチストがこれは検閲ではないかと抗議と出展の拒否をし始めた。


 私が思うに検閲とは事前に作品を見て公開されないと言う物だと思う。今回は明らかに問題が有ると懸念される物を展示して、案の定ダメだったと言う話だったのじゃないのか? 


 このご時世、知ろうと思えば知る事は出来るし、義憤にかられて違法にも関わらず昭和天皇を燃やす作品をユーチューブに挙げている人もいる。作者としてば自分の主張を拡散できて万々歳だったのではなかろうか。


 名古屋市長の意見としては、公共の美術館で慰安婦像なんかを展示したら名古屋市がこの問題を認めたと見えてしまうのがマズいと言っていた。代議士は市民の代表なので彼の言い分は市民の意見だ。少なくとも市長の票田で有る年寄は難色を示すだろう。


 その慰安婦像(平和の少女像)は米軍の戦車に曳かれた少女がモデルで、反戦の象徴として作られた物が何故かアメリカ大使館の前でなく日本大使館の前におかれ、あたかも反日の象徴として使用されて居る。と説明文が書かれていたら反応は違ったかもしれない。実際には性奴隷として連行された(英文)と書かれている。この像の賛否を問いたければ中立的な説明をすべきであり、日本国において日本を陥れる表記をしてしまったから批判や抗議が殺到した。


 作品や作者には罪はなく、それを政治利用するヤツが悪なのだ。


 芸術監督の津田某は紛らわしい表記で作品を穢した事を謝罪し、難色を示す海外のアーチストに理解を求めるべきではなかろうか?


 前置きはこのくらいにして、名古屋駅周辺がメイン会場で有るのにも関わらず、あいちトリエンナーレと名付けているため、名古屋市民はこの催し物をやっている事を知らない人が多い。日本でも数少ない国立の芸術大学が有るので、アートで街おこしをしたいと言うのが行政の狙いなのだが、名古屋は某自動車メーカーの関連企業を筆頭とする工業の町なので、名古屋市民は観光収入を求めていない。


 名古屋駅から徒歩圏内に有るこの催しの案内板が名古屋駅に立ってない時点でお察しだな。名古屋駅構内の一角を借りてPR活動をしている地方自治体の方が本気度を感じる。


 名古屋市の有り方は、まるで良いものを書き続ければブクマは増えると考える、なろう作家と同じで考え方は超保守的だ。それではダメだと行政は焦りを感じている様だが、私が生まれる前からそのスタイルを貫いて居るので長く住んでいると、この街の在り方もアリかと思えて来た。それは独自の文化を築いて来た日本のガラパゴスと言っても過言ではない。


 まあ、名古屋はええとこだで、いっぺん来てみやぁせ。魔改造されて要塞と化した織田家の菩提寺の万松寺とか見ものだでよ。

 


 

 地元の名誉を守るためにとは言え、天皇陛下の写真を焼いた事は擁護できない。今年の5月に新天皇を見ようと皇居前に長蛇の列が出来たのに、その一族を虚仮にするとどうなるかは想像に容易い。歓迎ムードの有る令和元年にこの展示を持って来たのか意味がわからん。

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