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私と友達  作者: 豆乳
4/5

友達と日本



運動会の練習の後、先生から「ドイツから留学生が来た」と朝礼台の上に生徒を1人立たせた。日焼け止めが砂埃と汗に混ざる不快さと、西日で片側だけ肌の温度が上がるのを感じながら

「何もこんなに疲れ切っているときに全校生徒の前で挨拶させんでも」

と思ったのを覚えている。



その後、その子とは腕が伸びる主人公が出てくる漫画の話で仲良くなり、ほとんど毎日一緒に遊ぶようになった。


とはいえ、英語の成績が良くなかった私は電子辞書が手放せなかった。彼女も小さな独和辞書を持ち歩いていて、電子辞書のキーボードを打つ音と、辞書をめくる音は私たちの会話の一部だった。



「恋人にはいつ愛している、言いますか?」と聞かれて困ったこともあった。

「好き」「愛している」の度合いが違うことはわかったが、どのくらい想っていれば日本語の「愛している」になるのかわからなかったらしい。



ある日、「下着が欲しい」と言われて下着屋に行くと、マネキンが着ていたAカップの下着を見て

「え〜! 小さい! どうしてですか?」

と彼女が驚き、どう言ったものかと慌てたこともあった。



彼女は私が身近で感じた、初めての異文化だった。

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