ドイツのお風呂
ドイツに行くと私の高校時代の友人の家でお世話になる。
宿代が浮くのも理由の1つだが、現地で生活を共にすると、ホテルでは気づかなかったことに気がつく。
例えば、お風呂。
シャワーをするだけのスペースがあるのは想像していたが、ガラス張りなのだ。
当然、体を洗っていると向こう側が見えるので、水槽のなかにいるような気分になり体を隠そうと座り込みたくなる。
友達の家が特別なのかと黙っていたが、
友達のおばさんの家に遊びに行っても、
友達のお母さんの友達の家に行っても、
シャワースペースは基本的にガラスで囲われている。
テレビで見た高級なホテルのバスルームはガラス張りだったし、透けているお風呂は憧れなのかもしれない。
しかしヨーロッパの水は硬水なので、ガラスを綺麗に保つためにはお風呂上がりにワイパーで水滴を落とさなければならない。
想像してみてほしい。がっしりとした体格の、厳しい顔をしたドイツ人男性が、キュッキュッと音を立てながらワイパー片手にガラスの水滴を落とすのだ。
ドイツ人、面白い。そして何より、可愛い。
ちなみに、友達にどうしてお風呂がガラス張りなのか聞いたところ、
「ん〜なんでだろ、でも恥ずかしいね」という返答だった。
恥ずかしいんかい。




