表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/50

ネコ吉はあの子とデートする

 一匹のネコ――ネコ吉はあの子とデートしていました。と言っても住宅街の塀を歩いていただけですが、ネコ吉は舞い上がっていました。なにせ初めての彼女ですから、舞い上がるのも無理はありません。

 一週間前にあの子が野良猫に絡まれているのをネコ吉が助けたことがきっかけで付きあうようになったのです。この一週間の間にもあの子は何度か絡まれてしまい、そのたびにネコ吉が助けに入りました。

 まだあの子とはキスをしていません。ネコ吉は今日こそはキスをしようとあの子を誘ったのです。

 ネコ吉は塀を降り、近くの公園に向かいました。背後を伺うと、あの子はゆっくりと後をついてきます。

 公園の中心に設置されている土管の中にネコ吉は入ります。あの子も土管の中に入ってきました。

 ネコ吉は何も言わずにあの子にキスをしました。あの子は驚いたものの、すぐに笑顔を浮かべます。

 それからネコ吉とあの子は何度も口を重ね合わせ、キスを繰り返したのでした。

感想頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ