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行き着いた考え

作者: 豊田直輝
掲載日:2026/05/25

老衰していく。

この人生は一体何だったのだろう

よく分からない暗黒の夢物語のようなストーリーであった。

晩年になっても何のために人生というものが用意されていたのか皆目分からない。

映画のような人生とでも言ったら華やかな感じがするのだけれど

私の人生はそんな優雅なものとは全く縁のないものであったのはひとえに悲しい絵巻物である。

人のために生きるということをしなかった。

徳を積むという高貴な事も当然にしていない。

なんか迷惑を色々かけたり

酷い目にあったりで心が乱されたままでズルズルと人生の道筋を歩いていた気がする。

そこまでに思った時

老衰の現在は死に近いのだし

死後は悪い事も起きないのだから良いのではないかという考えに行き着いた。

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