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入学(?)

ジリジリジリジリジリジリ


「朝か、昨日は少し緊張して寝れなかっな、」


ついにこの日を迎えた。三年の始業式まぁ俺にとっちゃ入学式みたいなもんなんだけど

この身体の記憶はないが母さんが言うに初めての登校らしい。

ちなみにこの二年間は病気で行けなかったことになってるらしい。

ほんと至れり尽くせりだね


シャワー浴びて、髪乾かして、制服に着替えて(ほぼ新品)、ワックスつけて、

朝ごはん食べて、歯磨きして、準備完了!!


「蓮華さんーこちら準備完了しました!」

「こちらも全員揃っております。いつでも車にお乗りください」

「わかりました!じゃあ母さん行ってきます!」

「無理だけはしないでね、なんかあったらすぐ連絡するのよ。」

「わかったよじゃあ行ってくるから母さんも仕事頑張って」

「ありがと行ってらっしゃい」


ほんと心配性なんだから、そういえば外に出るのは退院以来だ。

祐奈さん元気にしてるかな?学校関連で忙しくて

全然連絡できなかったな、学校の方が落ち着いたらデートにでも誘おう!


「大翔さん!そろそろ行きますよ」

「はーい今乗りまーす」


それにしてもすごい車だな何か危ないものでも運んでいそうだ。

てか、護衛多ない?8人は多いって絶対目立つやつやん、、

蓮華さんに言っても逆に少なすぎるぐらいです!なんて言われちゃうし、

苦悩が絶えないなー




「お!ここが聖和学園か、ザ私立学校って感じだな。

蓮華さん護衛はここまででいいですから終わったらまた連絡しますね。」

「はい!わかりました」


護衛されるってやっぱりなれないなーとりあえず職員室行きますか


コンコンコン

「失礼します三年の山田大翔です桃井先生お願いします」

「ほ、本当に来てくれたんだ」

「はい、強制退学はいやなので」

「じゃ、じゃあ教室まで案内するね。ちなみに今日の時程は

一時間目自己紹介、二、三、四時間目は課題確認テストだから教科は上から国数英ね。」

「え、今日テストあるんですか!?」

「まぁでも男子は形だけだし、受けたくないなら受けなくてもいいけど、」

「いや、受けさせていただきます」


フフフ残念だったなテストで残念な点数を取ると思っていた諸君

俺の前世は自称進学校の特待クラスだぜ!!部活も青春も捨てて学校の合格実績のために勉強をしていた、、

最悪な思い出だ、そのせいで大学に行ってもろくに彼女ができなかった、、、、

この世界では絶対可愛い彼女をつくるぞーーーーーー


「つきましたよ三年A組へようこそ」



ガラガラガラガラガラ

おーーー視線が痛いよーなんでみんなすでに全員座ってんの、俺の席はーっと

あった、あった、お窓側の一番後ろか横も男子っぽいし、配慮されてんなー


「はい、じゃあ全員揃いましたね。改めまして3ーA組の担任になりました桃井希です。

大半のメンバーは変わっていないと思いますが自己紹介してもらいます。

時間がないので急いでいきますよじゃあ出席番号二番の安達さんから」

「はい!出席番号一番安達真央です。特技は────」


15人ぐらいやって気づいたことがある。全員こっち見すぎ!!

理想の結婚生活とかスリーサイズとかいわれても困るって!


「────一年間よろしくお願いします」

「じゃあ男子の自己紹介に行きましょうか」

「はい出席番号一番飛鳥井怜です」


え!?終わり!?はーーーこれだから最近の若者は


「はい!出席番号37番山本美月です!特技はダンス好きな食べ物はシュークリーム

好きなタイプはおとなしい子です!よろしくおねがいします!」


この子も男の子だったのか、てことは俺の席斜め以外男子やん、悲し

てか、好きなタイプとかいうのか恥ずいな、



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