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学校に行こう

ご飯を食べ終わり、お風呂に入り、寝る前に

聞きたい話があるので母の部屋を訪れる。


「どうしたのはるちゃん夜這い??」


なにいってんだこの母親は


「違うよ!母さんに聞きたいことがあって来たんだ」

「どうしたのはるちゃんそんな真剣な顔して」

「どうして俺が入院したか教えてほしい」

「本気なのね」

「うん」


母さんは少し悩んだそぶりを見せながらも口を開いた。


「簡単にいうと高校受験に落ちたからなのよ」

「へ、?高校受験って俺来月で高三だけど」

「順を追って説明するとね、まずはるちゃんは第一志望の男子校に落ちて共学に行くことになったんだけど、部屋に引きこもっちゃって高一、高二って学校に行かなかったの。それで学校側から高三の一年間学校に通わないと退学って言われちゃって、、、、、」

「それで自傷をしたと。」

「、、、無理しなくていいのよ。学校退学になってもお母さんが養ってあげるから、、」


「いや、俺学校行くよ母さん」


「無理しなくていいのよ、はるちゃんがやりたいことをやれば」

「いくら男子は授業料無料って言っても先生の折り合いとか学校道具とか、

母さんにお世話になったからっていうのもあるけど僕が行きたいから行くんだよ。

だから安心して母さん!!」

「うわああああああんはるっちゃんったらりっぱになってえええええ」

「か、母さん!?」


そのまま慰めながら結局一緒に寝るのであった。





モミモミモミモミ ん、、?なんだこの柔らかい物体は、、?


「か、母さん!?」

「どどうしたのはるちゃんそんな大きな声出して」

「なんでここにいるの!?」

「なんでってここ私の部屋だけど、昨日話し込んでそのまま一緒に寝たの忘れちゃった?」

「そういえばそうだった、」


クっっ我慢しろ俺いくらエロイからって実の母親だぞ冷静になれ

心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却


「じゃあ朝ごはん作ってくるから15分ぐらいたったらした降りてきなさい」

「わかった、」


助かったーーーけどどうしよこれ。   一発ヌいとくか





「ちょっと遅かったじゃないどうかした?」

「いや、二度寝しそうになっちゃてね、、、

そ、そういえば昨日話した学校の件だけど僕が自分から電話するからね。」

「本当に大丈夫怖くない?」

「大丈夫!まかせて てか美羽は?」

「部活の朝練って言って一時間ぐらい前には家出たわよ

私もそろそろ出るから、いい子にしてるのよ。」

「小学生じゃないんだから大丈夫だよ。」

「知らない人が来ても勝手に出ちゃだめよ。家から勝手に出てはだめよ。

火は使わない。体調が悪くなったら連絡するわかった?」

「わかったって母さんは心配性だな」

「そういえば今日夜男性保護官の人連れて来るから来週の学校に合わせて顔合わせね」

「わかったいってらっしゃーい」

「いってきまーす」


ふー少し過保護だがいい母親だ。しいて言うなら母親に見えないぐらい若いのが問題だ。

まぁとりあえず二度寝して起きたら学校に連絡しよーっと。




ふわぁーーーーよく寝た。じゃあ学校に電話しますか


プルプルプルプルプルプル

「お電話ありがとうございます。こちら私立聖明学園せいめいがくえん事務の川村です。ご用件は何でしょうか?」

「聖明学園二年山田大翔です。三年時の登校に関して話したいので主任の桃井先生につないでもらえますか?」

「、、、へ、男性?、、わ、わかっりました!今すぐ繋げます!」


あんなに丁寧な人でも男性って知っただけでこうなるのかよ。やっぱこの世界たのっし


「お電話変わりました。聖明学園二年主任の桃井です。山田君本人で合ってるのかな、、?」

「はい!山田大翔です。学校に関してなんですけど三年生になったら毎日行こうと思います。」

「そうですよね。じゃあ心苦しいけど退学という形で、、、、、、、、、え?毎日来る?」

「はい!毎日行きます!」

「、、、、、、、、無、無理に来なくてもいいんだからね、保健室登校とかあるし、」

「いや普通に毎日行きますじゃあそういうことで来週からよろしくお願いします!!」


~桃井先生視点~

だ、大至急職員会議よ!!!!!!!!!

あんな礼儀正しい子なんて初めてよ!大至急クラスをいじるわよ!!

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