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家族でおでかけ

「ついたよー起きてー」


お母さんが美羽と俺を起こす。美羽助手席なのに寝たらだめでしょうが!!

まぁ俺は後部座席ですし、昨日も出かけてますし、

そんなことは置いといて今私たち家族は遊園地に来ております!!

やっぱり家族のお出かけと言ったら遊園地だよねー

でも車の数だけでわかるが混みすぎている。

さすが、ゴールデンウィーク。

よかったーファストパス買っておいて。並んでたら四個ぐらいしか乗れなかったわ絶対。


「三名様ですね。チケット確認します。楽しんで」


うわー改めてすごい人だなーまずはどこ行こっかなー地図地図ーー


「お兄ちゃん!!あ、まちがえたお姉ちゃん早くいこ!!!」


美羽が俺の手を思い切り引っ張る。さっきまで寝てたっていうのにこれが若さか、

あとお兄ちゃんって絶対外で呼んじゃだめだからね。


「そんな引っ張んなって」

「あ、、」


急に美羽の顔が赤くなる。もしかして今更手を繋いでるのに気づいたとか。

か、可愛すぎる。


「じゃじゃじゃ、いいいいここうかおおおにいちゃん」


お兄ちゃんって言っちゃてんじゃん。あとつないだままで行くのね

あ!!お母さんが顔を膨らませてる!!とてもじゃないけど二人の子供を産んだ人には見えません。


「お母さんも手つなぐ?」

「いいの!?」


お母さんに手を差し出す。右手には美羽、左手にはお母さん、両手に花だね。家族だけど、


てことでまずはジェットコースターに来ました。

といっても最初なので軽めの。ちなみに俺は絶叫苦手です。

心臓がふわっとなるので、後高いし、なんで来たんだって話ですけど


「ほら、お姉ちゃん早く乗るよ!!」

「はい、」


半ば強制的に乗らされ、ベルトを着けられる。

どうして二人はこんなに楽しそうなんだ、


「もしかして二人は絶叫行ける系の人??」

「大好き!!」

「まぁ得意な方かもねぇ」


俺だけか、、、


「それでは星を巡る空の旅へといってらっしゃいーーー」


は、始まってしまった。正直この時間が一番苦手なんだよね。


5分後


「乗り物が完全に停車するまで、席を立ったり、シートベルトをはずさないでください。」


結果。意外と大丈夫でした!!

俺が苦手なめっちゃ高いところから落下するみたいなタイプではなく、

速いスピードで、曲がったりするタイプだったので行けました!


「楽しかったね!」

「思ったりよりも楽しかった」

「よかったわ。はるちゃんてっきりジェットコースター苦手なんだと思ってたから」

「そんなことないよハハハ」


その後しっかり泣きました(怖すぎて)





「今日は楽しかったね!!」

「う、うん」


やばい全然笑えてない。だってやばすぎたんだもん。特に最後のやつ。

落ちすぎて本当に死ぬかと思った。浮遊感とかじゃなくて完全に浮いてたわあれは。


まぁでも二人が楽しんでる姿を見れただけで今日は収穫だな


「今日のご飯はどこにいく??」

「え、お母さんまだ食べるの!?園内であんなに食べたのに」

「みんながお腹すいてるかもと思って聞いただけですー」


来てよかった。改めて俺はそう思った。



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