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家族で出発

「はるちゃーーん起きてる???」

「起きてるよー」

「美羽は?」

「今から起こしに行くー」


そう今日はゴールデンウィーク二日目。家族でお出かけに行く日だ。

ちなみに今日から蓮華さんは実家の方に顔を出すらしいので家族三人水入らずだ。


コンコンコン


「美羽起きてるー?」

「あと五分ーーー」

「お出かけできなくなっちゃうよ。起きて」


美羽の体を揺らす。

特に見る機会がなくて気づかなかったけど美羽って15歳にしては発育よすぎないか!?

いやいやいや何を考えてるんだ実の妹だぞ

ここは冷静に


「あと五分だってばーーっっってお兄ちゃん!?」


美羽が布団から飛び起きる。


「ななななんで私の部屋にーーーーーーー」

「起こすために決まってんじゃん」

「こんなだらしない姿見られたくなかった。」


美羽が落ち込む


「とりあえず準備するからお兄ちゃんは出てて!」


美羽に体を押され、ドアの外へと追いやられる。

よくわからんがとりあえずエロい目で見てたことがばれなくてよかった。

そろそろ俺も準備しますか





「じゃあみんな準備はできた?」


いつもよりオシャレをしていてとてもじゃないけどアラフォー女性には見えない

綺麗すぎるお母さんの掛け声で家を出発する。

ちなみに車はいつものあの怪しい黒い車ではなく、ごくごく一般的な見た目の車だ。

真っ黒の窓ガラスもない。そして俺は女装をしている。それはなぜか真相は20分前にさかのぼる。




「お母さん俺は準備できたよー」


お母さんに話しかけながら階段を下る。


「だめだよ。はるちゃんそんな恰好じゃ」

「え?」

「当然じゃない。今日は蓮華ちゃんたちがいないんだからそんな「男でーす」って格好で外出ちゃダメでしょ」

「じゃあどうすればいいのさ」

「ちょっと待ってなさい」


お母さんが急いで階段を駆け上がり、何かを探す。


「あったあった。何かあっても良い用のはるちゃんの女装用の服」


女装用の服????????


「お、お母さんまさかその服を着るなんて言わないよね」

「え?そのまさかだけど」


、、、、、、、、、、、、、、、、、






で現状に至るわけである。

まぁもうあきらめの境地だよね。うん。

しかも自分のことながらこれがまぁ似合うんよね。

なんか屈辱。男なのに女装が似合うとか。

ちなみに今の車の席は、運転席にお母さん助手席に美羽。そして後部座席に俺。

少しでも見られないようにするためだそうだ。

あ、さっき言い忘れたけど美羽もとてもかわいいです。

でも、ちょっと中学生にしては派手かな。

そんな胸をはっきり主張するような服着て!!

美羽が悪い男に騙されないかお兄ちゃん心配!

お母さんもとても短いスカートを履いている。

前世で高校生の時お母さんが短いスカートを履いていたらすごく恥ずかしい気持ちになるが、

今世のお母さんは似合いすぎてるため、逆に見るのが恥ずかしい。






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