目覚め。
初投稿です!
「ここはどこ、わたしはだれ」
目が覚めると病室のような場所にいた。ちなみに今のセリフは
言ってみたいセリフナンバーワンだ。そんなことを思いながら辺りを見渡してみる。
病院してはでかいようなどちらかというとホテルの個室に近いような感じだ。
「確か昨日は、、、」
昨日のことを思い出そうとしてもなぜか思い出せない。
脳に霧がかかっているようだ。
「山田さん!!目が覚めたんですね!!」
看護師らしき人がかなりテンション高めで言ってくる。
「ん?やまだ、?」
俺はそんな名前だっただろか明確には思い出せないが
自分にはほかの名前があるそんな気がする。
「今すぐみなさんをよんできますね!!」
看護師らしき人がそういうと走って出て行ってしまった。
騒がしい人だなーと思いながら、自分の体に視線を落とすと、
「あれ、、なんか若くない?」
違和感を感じ、急いでトイレの鏡を確認するとそこには別人がいた。
「もしかして転生ってやつ?」
一旦冷静になり自分の置かれた状況を確認してみる。
昨日のことはなぜか思いだせないが、気づいたら
全然知らないイケメン?の顔になっていた。
正直前世の名前すら思い出せないし、転生っていう感じはしないが
どういう世界に住んでいたくらいは覚えている。
さっきの看護師さんの言葉からして、おそらくここも日本なのだろう。
そんなことを考えていると美人さんが泣き叫びながらこの部屋に入ってくる。
「はるちゃーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!」
誰だろうこの人彼女さんかな?なんて考えていると覚えてないのがバレたのか
「もしかして記憶喪失?、、、、、、」
と言われたが、そっちの方がなにかと都合がいいので
「ごめん、昨日までの記憶がなくて、、、僕の彼女かな、、、?」
というと顔を真っ赤にしていたので彼女じゃなかったかな?と考えていたが
「そそそそ、、そうです!私はあなたの彼女です!!」
なんだー彼女さんだったのかーそれにしては顔が真っ赤だな
「なにいってんのお母さん!!!」
その声の主に目をやるとそこには中学生ぐらいのかわいらしい女の子が立っていた
「お兄さん!!本当に憶えてないんですか?、、」
「ごめん、本当に覚えていないんだ、、、」
そういうと妹?は少し悲しそうな、でも嬉しそうな顔をして、
「本当に変わっってしまったのですね、うれしいですが、少しい悲しいです」
ちょっと待って、、変わってしまったのがうれしい???
俺?はそんなにきつい性格だったのだろうか、、、
てかちょっと待って、いま抱き着いてきている女性は母親ってこと、、、、?
若すぎない??????????
「じゃあ自己紹介しましょうか 私は山田ひとみあなたの母親よ!そしてこの子が」
「山田美羽中学三年生です!!」
「そしてあなたの名前が山田大翔高校二年生よ!!」
「わかりました!!これからよろしくお願いします!お母さん!みうちゃん!」
俺がそう返事をするとふたりは泣き出してしまった。
「どうしたんですか!!ふたりとも!」
「「だってそんな呼ばれ方したことないからぁぁぁぁぁーー」」
「落ち着いてください!!」
「「だっていつもおいとかお前とかでしかよばれたことないし、、」」
俺はそこまでひどいやつだったのかすごい申し訳ない気持ちになり、これからは優しくしようと決めた。
「それにしてもおもしろいふたりだったなー」
しかもかわいい!!!!なによりかわいい!!!(だいじなことなので二回言った)
あんなかわいい二人が家族なんてなんて幸せなのだろうか
そういえばお母さんからスマホをもらったんだった
情報収集にニュースでも見るか
「今日のニュースです。東京都大田区で30代男性を襲ったとして、30代女性三人組を不同意性交罪で現行犯逮捕しました。」
へー女性が男性を襲うなんて珍しい事件もあるもんだなー相当イケメンだったんだろうな
「続いてのニュースです。今年の全国男児出生数が1万
人を下回りました。
出生数は年々減少しており、今年の男女比は約30:1となっているそうです。」
「、、、、、、、ええええええええええええええええええええええ!」
どうやら俺は天国に転生したようです。