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幼馴染が看護師になりたいっていうから病院ごっこに付き合った結果…  作者: 猫の集会


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9/10

気持ち

 最近琴音は、きちんと自己管理をしているみたいで、寝不足になることもないみたいだ。

 

 早寝早起きっていいね!って爽やかな笑顔を向けてくる。

 

 爽やかすぎる…

 

 てか、めっちゃ肌艶がいい…。

 

 もともと艶々肌なのに、さらに健康的になり…うる艶倍増中になってますね。

 

 

 オレも真似してみようかな…?

 

 パックとかしてみちゃったりしてね!

 

 筋トレは、もともとしているから…食事の管理なんかもやってみちゃおっかな〜。

 

 まずは、清潔感も大事だよねってわけで評判の良いシャンプーにもかえてみたりした。

 

 

 で、琴音とおままごとの日…

 

 

 オレの部屋に来て早々にクンクンと、ワンちゃんみたいにオレの髪を嗅ぎ出す琴音。

 

「どうした?」

「えっと…なんかシャンプー…変えたかなぁってさ」

「あー、うん。かえた」

「えっ?なんで⁉︎」

「まぁ、美容と健康のためにさ」

 

 …

 

「へー…」

 

 なんか少し言いたげな琴音。

 

「どうした?」

「あー…ううん。よし‼︎それじゃ気を取り直して、本日は…えっとー病室での患者さんの変化を察する編です」

 と、いきなりおままごとが開催された。

 

 患者さんの変化か…

 

「ミヤト患者さんだからね」

「はい。」

 

 …

 

「じゃあ、上城さーん。本日の具合はどうですか?」

「あー…少し寒気がします」

「それじゃあ、お熱はかりますね」

「はい。」

 

「ピピピピピピ、うーん…こ、これは…」

「熱ありましたか?」

「えと…ありますね」

「何度でした?」

「何度…角度的には、九十度ですね」

 

 …

 

「いや、熱測ったんですよね?」

「あぁ、そうでした。つい…」

 

 ついって…何をどうしたら温度から角度になるんでしょうかねー…。

 

「熱はー…もしかして…だれかにおねつです?」

 

 と、またも意味のわからないことを言い出す琴音。

 

 だれかにおねつってことは、だれか好きな人がいるかってことかな?

 

 まぁ、たしかにオレは琴音が好きなんだが…

 

 でも、おままごとで告白とか…やばいよね。

 

 ってことで、

「とくには…おねつじゃありません」

 とこたえた。

 

 すると琴音は、

「隠し事は、すぐにバレます。おかあさんしってるんだからね」

 って、いきなり看護師さんからのおかあさんになってるやん…。

 

「えと…隠し事…バレた?」

「もちろん」

 

 そりゃ、琴音に抱きついたりキスしようとか言ってたらバレるか…。

 

 …

 

 

「じゃあ、白状します…」

「はい」

「実は…ボクベッドの下にゲームを隠してました。」

 

「あー…そういう…あれかぁ…」

 

「はい!」

 あ、なんとか誤魔化せるやん。

 

 ってか、今は…病室おままごとなんじゃ…。

 

 

 たまに琴音は、話が脱線する。

 

 かと思えば、

「顔色もいいので、隠し事は許しましょう。ただし、あまり夜更かしと色気は出さないように」

 って言われました。

 

 色気…?

 

「もしかして、オレ色っぽいん?」

「えっ、いや…でも、肌艶いいよ。だから…心配ー」

 と、むくれる琴音。

 

 

「え?琴音〜。オレの心配してるんだぁ?」

「そりゃ、当たり前です。大事なおままごと訓練の一員ですから。」

 

「おままごと訓練って…」

「だって、ミヤトに彼女できたら…おままごとできなくなるし…。」

「大丈夫だよ。オレはずっと琴音のそばにいるから」

「ほんと?」

「ほんとだよ。じゃあ、誓いのキスでもする?」

「それは…そこは、誓いのキスじゃなくない?やっぱり…ほら‼︎握手がいいよ‼︎」

「握手かー。ま、いいよ」

 

 ってことでオレたちは、握手を交わした。

 

 んだけど、オレは調子に乗って琴音の指を絡めて恋人繋ぎをした。

 

 そしたら、やめてって言われるかと思ったら、琴音がその手をギュッと返してきたんです‼︎

 

 

「えっ」

「ん?これからもよろしく。患者さん。」

 

 …

 

 琴音は…オレのことを完全に嫌いなわけでは、ないっぽい?

 

 でも、患者さんとして頼りにしてますってやつ?

 

 

 …わからん。

 

 やっぱり人の心って難しいと悩むオレなのでありました。

 

 

 続く。

 

 

 

 

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