お勉強
本日オレと琴音は、オレの部屋で仲良く勉強をしていた。
「あ、琴音。そこのボールペン取って」
「ん?どれ?」
「そこの…あ、自分で取れそうだから大丈夫かも」
そういいながら、琴音の奥にあるボールペンを取ろうとしたんだけど…
意外と琴音との距離が近いです。
これは、いいことを思いつきました。
「さて、琴音に問題です。オレはペンを取るフリをして琴音に抱きつくでしょうか?抱きつかないでしょうか?」
「抱きつかないに決まってる」
「ぶぶー、抱きつきまーす」
ギュー♡
「なにしてるのよ…ペン取る気なんてなかったんじゃないの」
「いや、あるよ。」
今度はちゃんとペンを取ろうとしたら琴音がいきなり、
「ストップ‼︎」
って言ってきた。
?
「え?なに?」
「ミヤトに問題です。今からミヤトは、わたしにもう一度抱きついてキスをするでしょうか?それとも…違うハプニングが起こるでしょうか?」
って言われたんよ…
え?それは…遠回しにキスしてって言っているん?
…それとも、違うハプニングが起きるん?
どうなんよ?
わからんよ…
ってフリーズしていると、いきなりハプニングが起きたんです。
えっ⁉︎
な、な…っ
「正解は、わたしがミヤトに抱きつくでしたー」
って言われながら、オレは琴音に抱きつかれましたよ⁉︎
「えっ、こ、これは…なんのサプライズ⁉︎」
「違うよ、ミヤトがいつもわたしに急に抱きついてくるから、仕返しー」
って、いたずらに笑う琴音。
「し、仕返しって…」
そんな仕返し最高かよ!
「びっくりした?」
「うん、びっくりしすぎたからもう一回お願いします」
「そんなに何回もするもんじゃないでしょ」
あっさりお断りされてしまった。
「琴音、そろそろ休憩でもする?」
「うん、そうしよっか!」
お互いペンをおいてお茶を飲んだりお菓子を食べたりしていた。
琴音は、携帯を手にとり何やら文字を打っているようだった。
しばらくすると、オレの携帯がなった。
?
だれだろ?と、宛先をみると…琴音でした。
(拝啓ミヤトさま そちらの天気は、どうですか?どうでもいいです。)
というくだらないメッセージがきたよね…。
だからオレも、
(拝啓琴音さま ご無沙汰しております。こちらは、とてもよい天気で桜の花びらが時速百キロのスピードで散っております。)
と、返した。
すると琴音は、
(お勉強開始のお時間です)
と返してきた。
なので、お互いペンを持ちまた勉学に励んだ。
「あのさ、ミヤトこの問題わかる?教えて」
と、聞いてくる琴音。
「あー、ここはこうしてこうなるからこうなの。」
「へー、わかりやすい。じゃあ、この問題は?」
「これは、ここを引いたらこうしてこう」
「なるほど。ありがとう」
「うん。いいよ。お礼のキスなんて」
…
「そんなのないから。てか、これは?」
「ここは、さっきのやつとにてて、ここをこんどは、引くんじゃなくてたすんだよ」
「あー、じゃあ答えは三だ」
「正解ー。三回キス決定〜」
…
「ないから。てかさ、そんなこと言うならもう、勉強教えてもらわないよ?いいの?」
「なに教えてやらないよ?みたいな口調でそんなこと言ってんだよ」
「あはは」
「オレって教えんのうまいよな」
「うん、ほんとそれ!」
「やっぱりか。なら、オレが恋愛の方もみっちりと教えてあげてもいいんだよ?お嬢ちゃんや♡ほらカモーン♡」
…
「それは、大丈夫。ふざけてないで続きやろう」
「あ、はい…。」
あっさり真顔で返されてしまった。
「あ、琴音知ってる?一日って二十四時間しかないんだよ」
「うん。知ってる」
「じゃあさ、もしかして一分が六十秒ってことも知ってた?」
「うん。知ってる」
「じゃあ…」
「知ってる!」
食い気味に知ってる返しする琴音。
「あ、琴音知ってたんだ。琴音が飲んでるそのお茶、オレのだって」
「はぁ⁉︎それを早く言いなさいよね!」
「いや、今知ってるって言ってたやん。もー、琴音はなんだかんだでオレのこと大好きなんだなー。間接キスとかさ♡いいよ?オレは♡なんなら、間接じゃなくて直接でもいいよ♡ん?どうする?」
「どうもしないから。ってか…飲んじゃってごめん。」
「むしろありがとー♡」
っていいながら、オレは琴音の飲みかけを一気飲みしようとしたよね。
そしたら、キモいね。新しいやつくんでくるって言われました。
…
キモいってさ…。
ですよね…。
…
続く。




