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作者: だれか、だ

えぇそうよ。代わりはいくらでもいるのだもの。


ぞんざいに扱ってもいいのよ。代わりはいくらでも用意出来る。だって消耗品なんだもの。


飽きたら次のものに変えればいいの。

そうねそれは捨てちゃえばいい。


大丈夫よ。あなたはその捨てたそれで、綺麗なものが汚染されていくなんて思ってもいないんだから。

あなたのせいで壊れていくものを知らないのだから。



ほら捨てちゃいましょう。大丈夫よ。








あの人は嫌いだ。だって、僕のことを好きみたいだから。


あの人はすき。僕のこと嫌いみたいだから。





ね、僕を見てる。誰よりたくさん。ほらまた。

突き刺すような、まるで鋭い刃物で刺されているみたい。誰より僕のこと考えてくれてる。


深く深く突き心臓を抉る。


あぁ。好きだな。





周りの五月蝿い鳴き声を発するそれらとは違う。圧倒的すぎるくらい違くて。

どこか遠い星から来たのか、もしくはもっと未来から来た人なのではないかと思えてくるほど静かな。


しんとした殺意のようなそれ。


まるで僕のこと、殺しちゃうんじゃないかってくらい。すごく。すごく。深く僕を見つめる。







ねぇ××くん?




お茶でもしようか。

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分の書いた文章かと思って焦った
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