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モンスタークリエイターの世界侵略 (投稿停止)  作者: 鈴木颯手
プロローグ~第1章 異世界転生~青銅騎士団編
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第29話 死した騎士達5

ランキールの放った魔法はサンドウォールであった。本来防御魔法であるはずのサンドウォールを使ってもダメージは与えられないが地面から勢いよく出してゾンビを吹き飛ばすことによって障壁の効果を打ち消すことには使えた。お陰で障壁は消えており今ならダメージが与えられるはずであった。


「ランキール!いけ!」


カズマはランキールに指示を出すとランキールは攻撃魔法、サンダーを発動した。


カズマは弾丸トンボが効かなかった理由は分かっていないが面で攻撃すればなんとかなるかも知れないと思っての指示であった。


実際カズマの思う通りとまではいかないが一部は雷を受けたことで発火し、暫くすると力尽きたようで倒れて動かなくなった。


元々千は越えていたゾンビなのでまだまだたくさんいるがそれでもカズマは次の一手を直ぐに繰り出した。


「次!グランドスライム!」


するとサンドウォールがカズマの声に反応するかのように突如としてゾンビの方へ倒れ始めた。


城壁と同じくらいの高さを持つ土とは思えない強度を誇るサンドウォールによって近くにいたゾンビは障壁ごと潰されてしまった。


今のはグランドスライムのサンドという魔法であった。そもそもサンドは土を操る能力である。元々ランキールにはゾンビ側の壁の一部を倒壊しない程度に脆くしてつくってもらったためレベルの低いグランドスライムのサンドでも簡単に崩せたのである。


ランキールのサンダーとグランドスライムのサンドによって沢山のゾンビを仕留めることはできたが障壁を使う小太りの男は残っているためここからが正念場と呼べる感じとなっていた。


「…よし、このまま続けれがぁっ!?」


しかしそれは直ぐに崩れ去った。カズマの左肩をえぐるように光が伸びて来たのだ。


「ぐっ!?いったい何が…!?」


カズマは咄嗟にしゃがみ下から見えない位置に隠れて次の攻撃に備えた。


カズマは顔だけ出して光が延びてきた方向を見る。そこには元は白いきれいな色をしていたであろうドレスのような鎧を血で真っ赤に染め首から上が無くなったゾンビがいた。


「…あれか。…鑑定」




名前:エルジア・リンスロット


種族:ハイランク傀儡ゾンビ


レベル:2


HP:3750/3800(S)


MP:5000/5500(A)


筋力:420(B)


防御:330(B)


俊敏:380(B)


魔法:ホーリー(光)

ホーリーランス(光)[連射]

ホーリーカーテン(光)[広範囲展開]

ヒール(無)[複数治癒]


スキル:不死レベル1

強靭レベル1

異常状態無効レベル8

怪力レベル1

頑丈レベル1

槍術レベル7

剣術レベル4

指揮レベル3

HP自動回復レベル1

MP自動回復レベル1


称号:操り人形


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