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モンスタークリエイターの世界侵略 (投稿停止)  作者: 鈴木颯手
プロローグ~第1章 異世界転生~青銅騎士団編
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第28話 死した騎士達4

カズマが北の城壁にたどり着いたときにはまだゾンビの姿はなかったが少しするとサーチアイが戻ってきた。


「…なっ!?」


サーチアイの体はボロボロであった。無数の切り傷から流れる血が生々しい。目も一部がつぶれているようでなかにはえぐれている部分もあった。


「…ランキールサーチアイに治癒を」


カズマがそう指示すると近くにいた一体のランキールが頷き自身の武器である機械的な杖をかざした。すると杖の先端から薄い光が現れてサーチアイを覆っていった。


「…鑑定」


カズマはサーチアイの状態を知るために鑑定をかけた。




名前:サーチアイ


種族:クリエイトモンスター


レベル:11


HP:220/1500


MP:1278/3000


筋力:150(B)


防御:130(C)


俊敏:200(D)


魔法:サーチアイ(無)

フレイム(炎)


スキル:透視レベル2

ステータス隠蔽レベル1

隠密レベル4

MP自動回復レベル1


称号:全てを監視せし者、忘れ去られた存在




ランキールのヒールを受けているはずなのにHPの残量があまりにも少なかった。


「さすがにサーチアイをここに置いておくわけにもいかないな。ランキール、すまないがサーチアイにヒールをかけつつ後方に下がってくれ。終わったら直ぐに戻ってきてくれよ」


カズマがそう言うとランキールは頷いてサーチアイを抱えて下がってくれた。


「後はゾンビが来るだけだが…、さっそく来たか」


そう呟くカズマの眼前にはゾンビと化した馬に乗った騎士ゾンビの群れがあった。


「…ランキール、合図するまで攻撃はするな」


カズマがそう言うのと同時にゾンビを覆うように障壁が展開された。障壁を盾にゾンビを近づいてくる。


「…まだだ」


カズマはそう言ってランキールを押さえる。


ランキール達はいつでも撃てるように準備を済ませている。


そしてゾンビが門まで数メートルのところまで近づいたとき、カズマは大声を発した。


「今だ!放て!」


カズマの声に反応するかのようにランキールの魔法が放たれゾンビが吹き飛んだ。


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